#158 補欠からレギュラーになる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第177回】「「補欠」が実はおいしいポジションという話。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが「補欠」についてご自身の体験談を交えてポジティブに捉えた話。

澤さんは「補欠」という言葉が大嫌いだったそうで「レギュラーに選ばれていない、本来の合格ラインには達していない、完全に条件を満たしていない、という何かしらその人そのものに欠けているものがあるから補わないと使えない、なんて勝手に解釈を変えて「補欠」という言葉が好きではなかった。ただ冷静に考えてみると、僕がチャンスを掴んだり、成功体験を得たというのは、大抵、補欠とか代役とかプランBによってだったと気づいた。」とおっしゃっています。
第三希望で入った高校が卒業後に日本を代表する進学校になったり、その高校の後輩が会社の社長だったり、追加募集していた会社に採用されたり、代理で登壇したり、3年連続で登壇した人をそろそろ代えたいとプレゼンの依頼を受けたり、出張で不在の役員の代わりに会議に出たり、と依頼を受けることが結構あったそうです。
その依頼の登壇や会議の出席が上手くいくと、その次からレギュラーメンバーに入れてもらったり、より大きなイベントで声がかかることに繋がったそうです。
そして「普段からちょっとずつ何かの手段を使ってアウトプットしておくことが大事。そうしておけば、ふとしたタイミングで思い出してもらえて「あいつに頼んでみようか」となる」とやはりアウトプットだ大事とおっしゃっていました。

これはスポーツの補欠も同じだと思います。怪我をしたレギュラーメンバーに代わって出た試合で活躍したり、代打やスポット的な役割で結果を出し続けてレギュラーを勝ち取った選手はよく見聞きします。
以前の私のように、ぼんやりと日々過ごしていても補欠がレギュラーになれるわけでなく、レギュラーになるためには日頃から努力と準備が必要です。
仕事の場面では、担当業務では新人以外は誰しもがレギュラーだと思います。担当業務以外で自分ができることを発信していると思わぬ役割に抜擢されたり、希望する職場に異動できたりするかもしれません。
私は本業以外で、社内の新規事業創出イベントに何度も参加して表彰いただいたこともあってか、先日、隣の組織の部長さんと立ち話をしていたら、私に「新規事業」というタグがついていたことがわかり、組織内では新規事業のレギュラーになれる可能性が出てきました。
言葉だけでなく行動して何かしらの成果を出すことに加えて、澤さんのアウトプットのように継続することが大事だと気づけた回でした。

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