#235 伊藤羊一『やりたいことなんてなくていい』読書アウトプット(第4章、第5章)

伊藤羊一さんの『やりたいことなんてなくていい』の第4章と第5章を読んだアウトプットです。

第4章 人生を変える「リーダーシップ」の話をしよう

 リーダーシップとは、一言で言えば「自分の信念に基づいた意思決定と行動のスタイル」と私は定義しています。正解が何かわからない中で、それでも「これが目指すべき方向だ」と決めて、進んでいくこと。そこをはっきりさせた上で、チームを巻き込んでリードしていくのです。
(中略)
「自分自身の信念に気づくこと」
「信念に基づいた意思決定を行い、行動すること」
 実はこれらは、自分自身のキャリアを決める上で、とても大切な要素です。
 自分自身の信念に早く気づくことができれば、その後のキャリアもきっと大きく変わります。

P160-162 なぜリーダーシップを発揮した経験が、キャリアを開くのか?

リーダーシップはテクニカルな要素もあると思いますが、それ以前に大事なのが自分の信念。
信念に基づいた意思決定を続けているとブレない判断に繋がると思います。

第5章 自分の人生を生きるための「たった1つの方法」

 「すごい人」だと評価されている人も、「普通の人」だと自認している人も、決して別次元で生きているわけではないのです。
 それより重要なのは、その人が話すこと、語る言葉を持っているかどうかです。 
 語る言葉さえ持っていれば、自分がどんな立場であろうと、相手がどんな立場であろうと、話は聞いてもらえます。
 どんな立場にいようと、「自分はこういうことをやっている」「自分はこんなことをしていきたい」という言葉があるかないか。それが重要です。
(中略)
 ビジネスパーソンが語ることの価値はどこで決まるのか。
 それは、「自分の仕事を通じて世の中にバリューを提供していくということを、『我が事』として捉えているかどうか」。この1点にかかっていると私は考えます。

P214-221 「自分の軸」があればどんな人とも渡り合える

自分が語る言葉を持っているということは、軸があること。
人と接しながら、仕事に邁進しながら、自分ととことん向き合うことで軸ができてくる。
そして、仕事やプライベートの活動でバリューを提供していくことで自分が存在する意味や意義が明確になるように思います。

まとめると、
・目の前の仕事に全力以上の120%で取り組む
・自分が得た経験は、ノウハウ化して人に伝える
・誰とでもフラットに接して、相手に貢献する
・自分の信念に基づいた意思決定をする
・自分の仕事を通じて世の中にバリューを提供していく
これらができれば「やりたいこと」なんてなくても何かを成し遂げることができそうです。



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