#435 自己肯定感の上がる叱り方

昨日聴いていたラジオ番組Tokyofmの『Blue Ocean』で、ゲスト出演された『モンテッソーリ式 親子でハッピー! 魔法のほめ方叱り方 自己肯定感が上がる子育て』の著者 いしいおうこさんが、自己肯定感の上がる叱り方について話をされていました。

モンテッソーリ教育とは

子供たちが自らやりたいことを選んで、体で体感・体験して、その行動を心ゆくまで何度でも行動して、そして完了する。
ひとつひとつの行動に満足することを積み重ねていく教育なので、非常に心が満たされる。

いしいおうこさんの自己肯定感

ダメな自分もいい自分もOK、できない自分もできる自分もOK。
落ち込んでいる時間が短くなる。
自分を肯定しているから、すごく満たされてハッピーである、幸せである。

0歳から6歳の子育てで悩んでいる方向けにいしいさんが伝えたいこと

①ウィルワード
意思の言葉。子供のことを叱るときに、叱れば叱るほど自己肯定感が上がる言葉。

【例1】
保育園から飛び出て走るときに「走ってはダメ」でなく「歩きましょう」と言うのは、自己肯定感が下がらない言い方。
「ここは歩きましょう」、「走っていいのは、どこどこなになにに行ったらだよね」と走っていい場所を伝える。
この子の走りたい意思を尊重して正解を教える。ウィルはその子の意思。

【例2】
朝の準備が遅くて「早くしなさい!」と怒るシーンで、ゲームをやっていたら「今ゲームはやらない、ダメ」ではなく、「今はゲームする時間じゃありません、保育園に行きましょう」「ゲームはどこどこでやろうね」。

【例3】
ノロノロしている子には、「倍速で動く時間だよ」「ノロノロ、のんびりは寝る前だね」と正解を教えてあげる。

②反抗期を怖がらない
子供の反抗期に「うるせぇ、ババァ」と言われることを怖がっている。
反抗期がどういうものなのか、先に学んでしまえばいい。
反抗期、親にやってほしかったこと。
・話を聞いてほしかった
・自分を信じてほしかった
・応援してほしかった
「うるせぇ、ババァ」が来たらシンプルにこれをすればよい。

③原体験を作ってあげる
食べ物を一緒に食べたりするのが一番記憶に残りやすい。
夏にスイカを食べて種を飛ばしたりを意識して思い出を作る。
何かの拍子に「あ、お母さんとスイカ食べたな、種飛ばししたな」「コンピニの前を通ったときにでおでん食べたな、あの匂い」と思い出す。
すると、自分は親にちゃんと愛されていたんだな、一人じゃなかったんだな、ものすごく何か辛く苦しいときにその原体験がお守りになる。
食べ物が思い出に残りやすい。

「②反抗期を怖がらない」にある話を聞くことは奥様が子供と向き合ってしっかり聞いていました。
「③原体験を作ってあげる」は、意識していないながらも結構できていると思います。
「①ウィルワード」は、10年以上前に聞きたかったです。
「〇〇はダメ!」「△△はダメ!」とダメばっかり言って子育てしてきました。うちの子は自己肯定感低そうで心配です。
ミニバスの子供たちだけでなく、大人相手にも使えそうなので、言い方を変えて相手に伝えられるか考えてみたいと思いました。


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