#335 反射的に「できない」と言うのは楽チン
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第442回】「できない理由を話す奴にできる奴はいない。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんの提案を即レスでできない回答をした人の話。
とあるビジネスパーソンとメッセージのやり取りをしていたときに、。
その会社さんが得意だろうなぁと思って「こういうやり方がいいんじゃないですか?」と提案した。
そうしたら、ろくに確認もせず、瞬間的に「いや、それは難しいと思います」と返ってきた。
専門家としておっしゃっているのかと思って「何でですか?」と確認をすると、「なんとなく」だった。
「ちょっとやり方を考えるってのはどうですかね?」と言ったら、「あ、確かにそうですね」ということだったが、はっきり言ってしまうと、何も考えずに脊髄反射的に「難しいと思います」という返事を返してきた。
いわゆる「できない理由」を探す、あるいは、まずは「できない」と言い切ってしまうっていうのはすごく楽。
当然のことならが、それに対して挑戦をしないことになるので、成長はしない。
「私はその能力がないからできません」
究極的にはそう言ってしまえば「何もできない」というか、何もしないでいい理由になるので、まあ楽チン。
それって残念すぎる、悲しくならないかなぁと僕なんかは思ってしまう。
社会課題であったり、所属している組織で過去にそういう例がなく、ゼロから考えなければいけないときに、「やったことがないから難しいと思います。だからやるのをやめましょう。」と言うのか、「前例がないんだったら一発目をこれは我々が取ることができるからちょっと燃えますね。」っていうのかによって、ぜんぜんその後の展開は変わってくると思う。
そして、挑戦して、何か失敗したり上手くいかなかったら、そこに確実に学びがある。
澤さんが話した相手のように、あまり深く考えず感覚的に「難しい」「できない」と返す人は意外と多いのではないでしょうか?
すぐに「できない」というのはたしかに楽チンで、労力を使わなくて済みます。でも、そのままだと何も起こりません。
よくよく考えたら、できる方法があるかもしれないし、考えることで新たな発見や、できる方法を見い出すことが、その人のバリューになります。
できる範囲のことだけやっている人と、普通にやったらできないことをなんとかできるように別の方法を見つける人では学びと得られる信頼がぜんぜん違うと思います。
「どうやったらできるか?」と考えることがワクワクするくらい、失敗と成功体験を積んでみたいものです。