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#523 輪島市災害ボランティア参加レポート(2日目)

輪島市災害ボランティア参加レポートの2日目です。

1日目はこちら

活動場所

1日目とは活動場所が変わり、ボランティアセンターの町野児童福祉総合会館から車で10分ほどの橋とその橋の傍にある個人宅でした。

活動内容

午前は9時半頃~12時前、午後は13時前~14時過ぎまで作業しました。
写真の左側にある山から流れる小川が、ガードレール下を通ってこの橋の下の川に合流するのですが、小川から川までの水路が塞がってしまったせいで、写真左側のように道路上を小川の水が流れています。
雨が降って小川の水量が増えると、この土砂が写真の右にある個人宅へ流れてくるそうで、その泥出しです。

橋の泥出し作業前
橋の泥出し作業後
個人宅(手前)泥出し作業後
個人宅(奥)泥出し作業後

この日は、金沢市内に住まわれているこの家のご夫婦がいらして、作業終了後には感謝のお言葉をいただきました。

進まない復興

地震から1年、豪雨から3ヶ月経とうとしている町野町は、数軒に1件の倒壊した建物がありました。

2024年12月19日の町野町
2024年12月19日の町野町
2024年12月20日 町野町の田畑

まだ断水の地域も多くあるそうで、町野町のボランティアセンターも水道が通っていませんでした。
首都圏では、能登地方の天気予報だけは毎日見聞きするものの、災害関連のニュースは減り、ほぼ復興したと思っている人もいるようです。
知り合いにボランティアに参加したことを話したら、まだボランティア募集していることに驚いている人もいました
10月に輪島市のボランティアに参加したとき、参加者の方から「珠洲市の復興はぜんぜん進んでいない」とも聞いたので、能登半島各地の復興はまだまだと思われます。

この記事を見て、復興がまだまだであることを知っていただき、どこかのタイミングで何かしら支援していただける方がいらっしゃれば幸いです。

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