#262 信頼をなくす失敗をしないために

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第317回】「危機感の持ちかたについて。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんがキャリアに危機感をもっていることから絶対にしてはならない失敗の話。

澤さんが絶対にやってはならないという失敗は、プレゼンテーションが上手くいかないという小さい失敗ではなく、信頼をなくしてしまうような失敗だそうです。
それは、嘘をついたり、誰かを貶めるような行動をしないという、人としての信頼をなくすという失敗です。

「何かで追い詰められたり、ここでちょっと嘘をついたら儲かるかも？というシーンになったときに、信頼を落とさないように自分を律することができるかどうか、悪魔の囁きに耳を貸さないという選択ができるかどうか。
普段から自分に対して厳しく接していないと簡単に負けちゃうんじゃないかと思っている。
人間というのは弱くなる瞬間があるはずで、そこで誘惑に負けないようにするためには、自分の心をいかに強く持てるかにかかっている。
心が弱まらないようにするのが、僕のこれからの挑戦。そこに危機感を持っている。
コントロールできない外のことに危機感を募らせても仕方がない。
まずは自分の内面。その内面を鍛えていくことに集中したい。」
とおっしゃっていました。

私が勤める会社では、毎年コンプライアンス研修があり、不正に対して注意喚起する教材や確認テストがあったりします。
澤さんのお話を聴いて、年に１度の研修よりも、悪魔の囁きに負けないよう、常に自分を律し続ける必要があると感じました。
会社の信頼をなくす行為の前に、個人の信頼をなくさないような注意喚起をするところまで踏み込んでマインドセットするのが効果的かと思います。
信頼をなくす行動をしないよう注意するよりも自分を律することに注力せねば、と思いました。