#365 モヤモヤが晴れるまで自分に問いかけ続ける
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第484回】「自分がどうありたいかを問い続ける大切さ。」を聴いたことのアウトプットをもう一つ。
澤さんが、とある会社の勉強会で講演のメイントピックが「自分がどうありたいか」だったことから、人が豊かに生きるためにはBeingを突き詰めるという話。
「自分の人生を生きる」というところを、言語化しきれていなくて悩んでいる人がすごく多かった。
Beingを探すというのは、とにかく自分に対して問いかける以外に方法はない。
自分が何かをやりたいと思ったときに、「なぜそれを自分がやりたいのか?」ということをもう1回自分に問いかけて、「こうこうこういう理由だからやりたいのである」、「では、なぜそれをやりたいのか?」と、これをずーっとぐるぐるぐるぐる回し続けるというのがすごく大事。
どんどん自分自身の深い所に入っていって、場合によっては、すごく辛い思い出やトラウマを引っ張り出してしまう結果になってしまうこともあると思うが、それこそがBeingを探すという意味でいうとすごく大事。
「子供が欲しいから離婚がしたい」とおっしゃっている女性がいた。
自分に対して問いかけるとしたら「なぜ子供が欲しいのか?」。答えとして返ってきたのは、「だって私は女性だから」。これはちょっとおかしい。
女性だから子供をつくらなければいけないというのは、何かの刷り込みでしかない。自分があるべき姿として、子供が欲しいのであればよいが、そうじゃないというのが見えると、「ん?ちょっと違うんじゃない?」と思う。
こういった場合であれば、「子供が欲しい」、「なぜだろうか?」、「その子供がいれば、こうこうこういうことがしたい」、でもこれはBeingでなくDoingですから、「なぜそれをしたいのか?」とまた問いかけなければいけない。例えばそうやって「子供が育っていく姿を見るというのが、すごく自分のBeingに近いんだ」というふうに思うかもしれないが、「それは自分の子供である必要はあるのか?」という、また疑問を自分にぶつけなければいけない。
こうやって、手段や目的がごっちゃになるというフェーズを抜け出すまで自分に対して問いかけるということが大事なのではないかと思う。
この自分に問いかけ続けるのは、なかなかできないことです。
だからこそ、自分の人生を生きることを言語化できない人が多いのだと思います。
週に1回や月1回、定期的にできればよいですが、定期的にできなくても入浴時や寝付くまでのふとした時間に少しずつ考えて問い続けることを習慣化できると、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。
私はまだぼんやりしていますが、以前よりは言語化できるようになって、自分のやりたいことに向けて少しずつ行動するようになりました。
ときにモヤモヤ状態に戻ることもありますが、自分を問い続ければ、いつかはモヤモヤが晴れる日が来ると信じています。
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