#93 残念な人とは

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第111回】「残念な人の会話術について考えた。」を聴いたことのアウトプット。
できる人、品がない人、に続いて残念な人の話。

残念な人は、極悪人とも違い、人類の敵のような嫌われ者とも異なる、一緒にいても楽しくない、うっとしいと感じる人。
一例として「でも」「いや」「てゆうか」「そうじゃなくて」と相手の話を受け取ろうとしない言葉が冒頭に出てしまう人。
例えば「ラーメンの一風堂に久しぶりに行ったけど、美味しかったなぁ」という人に対して「いや、一蘭の方が美味しいでしょ」、「先輩の田中さん結婚するんだってね、めでたいよね」に対して「でも、相手の人、美人じゃないよ」といきなり言ってしまうなど。
イケてる人は大抵謙虚なもの。「でも」とか「いや」とか冒頭にきてしまう人は、謙虚さが欠落しているしてるのではと思う。
最初から相手の言葉にケチをつける習慣がついてしまっているのかもしれない。これらは無意識にやっているから質が悪い。
また、残念な人は、冗談のつもりで何か言って一人で笑うことが好きだったりする。お笑い番組やバラエティ番組で、誰かを弄ったり貶(けな)したり貶(おとし)めたりして、笑いをとるような風潮がある。それはあくまでテレビの中の話であって、私生活で残念な輩が真似するのはあり得ない。
冗談というのは、笑いによって人をリラックスさせたり、ハッピーな気分にさせたりするために言うべきもので、特定の誰かを貶めるものは冗談でなくて悪口。
人のネガティブな噂話も大好物で、それを共有することでヘラヘラ笑っていたりする。

振り返ると、私は残念な人に該当する部分がありました。
久しぶりに自分のしてきたことが恥ずかしいです。
相手の言葉に冒頭から否定することはなくても、自分の考えと反していると「こっちの方がいいよ」とやや押し付け気味に返したことがあります。また、冗談のつもりで失言をしていたようにも思います。
しかも、これが言えるのはというか言っていた相手は、親しい人です。
ぼんやりと生きてきて、無意識にテレビの中の世界を真似して笑いを取ろうとしていたのだと思います。
親しい人だからこそ許してくれていて、不快な思いをさせたと思うと申し訳ないです。
パートナーに指摘されてから失言は減りつつありますが、これからは親しい人に対して感謝と相反する発言ではなく、何かしらのGiveを提供できるようにします。

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