#268 ルールの押しつけには気をつける

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第329回】「学校という場所を柔軟に変えてくれる人。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが麹町中学校の工藤校長の本が献本されたことから、その本で気になったところを紹介した話。

その本は『「目的思考」で学びが変わる』です。

工藤校長は、「ルールを押し付けるのはちょっと違う。ルールを押し付けるやりとりそのものが無駄である。ルールを破ってもいいよ、ということでなく、とりあえず守っておくとそこから学ぶこともある。学校で決まっているルールは、なんらか理由があって決めれらているはずで、守りたくないから破るというのは結果的に自分が損をすることになりかねないので、そのルールというものの対処の仕方を生徒自身に判断させる。」
というようなアプローチで、
「学校の本分は学びに来ているのだから、その学びの時間であったり、そこに割く集中力を最大化するために教師はサポートするべきである。」
という立場を取られたそうです。

ほとんどの人は、「ルールは守るもの」と教わってきたと思います。
そのルールを一方的に押し付けるのではなく、そのルールの意味から考えるような教育は受けてこなかったし、自分でも「なぜこのルールがあるのか?」なんて考えたこともありませんでした。
学校も学びに行くより、教わりに行く。塾も同様でした。
「自分で考える」ということがどんどん提唱されて、自ら学ぶ風潮になってきたと感じます。
子供たちが、ルールに縛られすぎず学んでいけるよう、「ルールの押しつけ」には気をつけたいと思いました。

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