高校から大学まで続いた先生からのセクハラ・ストーカー被害②
前回の続きの記事だよ。
もし①を読んでいない方はそちらから。
多分そのほうが伝わりやすい。
とりあえず学級担任に「教科担任のこの男にセクハラとストーカーされてます」って打ち明けたら、気のいいおっちゃん副校長と面談をすることに。
そこで一応「その教科担任に厳重注意を行う」という方向性でまとまり、これで収まることを願っていた。
結論から言うと、余計先生の行動が慎重かつ陰湿になっただけだった。
あのさ、妻子持ちだぜ???
これでもし問題が表沙汰になったりしたら奥さんや子どもの立場はどうなると思ってるの??
既婚にも関わらず他の女性にセクハラ・ストーカー行為をしているだけでもかなりヤバいのに、更にそれが自分の教え子の10代の女の子ときた。
教師の淫行。
度々ニュースで教師の不祥事として取り上げられる。実際に自分の身に降りかかるとは夢にも思わなかったけれど。
罪を犯した張本人だけが罰を受けるだけに留まらず、加害者の周りの人間諸共色んなものを失う。
先生と縁を切る最後の最後まで、私が警察や弁護士的な機関に訴えることができなかったのはこれが大きな理由である。
自分の父親もロクデナシだったから。
加害者の周りの人として失うものがあった人間だったから。
私の訴えが先生の奥さんや子どもの社会的立場だったり、色んなものを奪ってしまうんじゃないかと。当時はそんな考えに囚われていた。
だがそれは間違っていたと今更ながら思う。
先生の家庭の責任を持つのはあくまで先生なんだから。
自分の共感力が良くない方向に働いたと本当に感じている。
自分の身の回りの人に話して境遇を理解してもらい、それでなんとか心を落ち着かせて耐える日々が続いた。
でもね、今 セクハラ被害・ストーカー被害に遭っていると感じている皆へ。
被害を受けたと感じたら
まずは警察や弁護士に
相談してください。
お願いです。
あとすごい個人的に感じてることなんだけどさ、学校内で起きた問題、例えばいじめって通常はクラス担任とかに話すじゃん?
でもいじめも内容次第では色んな罪名がつくわけだし、れっきとした犯罪じゃん。それなのに校内でなんとなーく有耶無耶にされる。
本来ならこういうのって弁護士さん辺りに持っていくのがベストなんじゃないかなと思うんです。お金かかるから全ての人にできるものでもないけどさ。
私がされてたことも犯罪だし、声をあげる権利は本当ならあった。
んで、私が「先生の家族に色んなものを失ってほしくない」と思って声をあげなかったら全部裏目にでた。超ウケるくらい裏目にでた。
なにがヤバいって、先生の奥さん、先生の様子がおかしいことに気付いて身の回りを探ったら私の存在に行き着いたらしい。それで、私のことを先生の不倫相手だと勘違いした。
Top of 踏んだり蹴ったり。
先生は先生で、私のことがバレたら「この子と一緒になる」って騒ぎたてたらしい。マジキチか?
こういうの全部、先生からの一方的な報告で知りました。怖かった。
まあそうだよな、奥さんからすると、旦那が一方的に好きだの大切だの一緒になりたいだのメールしてる奴がいたら「なんだこの相手は」って感じだよな。
その後、先生の携帯見て色々情報抜き取ったのかなんなのか知らんが、一時期(恐らく)奥さんからとんでもない量の非通知がかかってきたりした。
私の母親にも非通知でかけてくる(研修の際に緊急連絡先として先生には母の電話番号を教えていた)。
もう言いたいことがあるなら言ってくれ、なんならそれをきっかけに私も真実を伝えよう…と思って電話に出ても基本的に全て無言。モロ嫌がらせ。
無言電話には一応でるが、こちらから初動を起こすのが怖いので相手からアクションがあるまで私も無言。だってビビりだし。
無言なのに何故先生の奥さんからの嫌がらせなのかわかったかと言うと、ある日の無言電話に出た際、おそらく中年以降の不機嫌そうな女性の声で「もしもし」と言われたことがあったからだ。
非通知からの着信で声が聞こえてきたのは初めてだったので、いざ話しかけられるとなんと返していいか分からず戸惑い、私は黙ってしまった。
3回ほど「もしもし?」と苛立った様子で呼びかけられた後、軽く舌打ちし悪態をついている様子のボヤキを残して電話は切られた。
状況的に先生の奥さんからの接触と考えるのが妥当だろう。
先生の奥さんや子どもも敵に回した絶望的な状況が大学入学後も続いた。
ストレスに耐え抜き、私はなんとか国立大に現役合格することが出来た。めちゃくちゃギリギリのラインだったけど。
先生からの被害は大学入学後も続いた。
だが、大学生になって初めてやったバイトで彼氏が出来たのが転機となった。(もう今は別れたけど)
「もういい加減にしてください。彼氏が出来たんです!」と無理やり会いにきて私の前に姿を現した先生に伝えた。
先生はとても信じられないといった様子で取り乱し、半ギレ半泣きで大きな声を出し始めてめちゃくちゃ怖かった…
だが奥さんにも子どもにも自分の行いがばれ、さすがに家庭内でも問題を抱えて先生も疲弊していたらしい。その後は呪詛のようなメールが送られてくることはあったものの徐々に減り、大学1年の秋頃には完全に関わることはなくなった。
待って、ここまで書いて自分で思ったんだけどめちゃくちゃ創作物っぽい体験してね?私。
まぁ、読む人は信じてくれたら嬉しいし、嘘松乙〜って感じの人はそれはそれでいいからね。
優しさのつもりで声をあげなかった結果、
私は先生の家族をすごく傷つけたんだと思う。
もちろん性被害的なことだったから声をあげられなかったこともあるけど、私はきっと頑張るベクトルを間違えていた。
耐えることを頑張るんじゃなくて、然るべきところに委ねる勇気をもつべきだった。
ほんとね、なんでこれをわざわざ記事にしたかというとこの前出かけた先で先生達の家族を見かけたの。
先生の顔を見た瞬間動悸がして、過呼吸を起こしそうになった。でも目立つ行動をとると向こうに私の存在がバレてしまうから動揺を抑えるのに必死だったわほんと…
先生も奥さんらしい女性も子どもらしき子も、みんな笑って喋ってたから。安心した。
私も私で、今は優しい彼氏と一緒に住んで満たされた日々を送ってるから、もう二度とこのまま関係が交わらないように生きていきたい。
皆はこういう目に遭ったら、出来ることならちゃんと然るべき機関に委ねてね。
公正に判断を下して客観的に対処してくれる法のプロがいるんだからさ。
優しさのつもりで人を傷つけた私みたいにならないでほしい。
そろそろ疲れたからこの辺で。
みんなもゆっくり休んでね。
いい夢を。
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