初めてアメリカ人の彼女の実家に行った日の話
数ヶ月前に、彼女がフロリダの実家に帰省したのだけど、自分も是非来て欲しいと言ってくれたので思い切って行ってみた。期間は今年の2月から3月末までの2ヶ月。
実はアメリカに行くのも初めてだし、自分の彼女の実家に行くのも初めて。その時の話です。
フロリダの実家に到着
彼女は自分より2週間前に実家へ帰省していたので一人でアメリカへ渡航した。事前にPCR検査とかワクチン証明書を取得したりとめんどくさい手続きを終えて、無事飛行機に乗ることができた。ダラスに乗り継いで、彼女の実家があるフロリダのマイアミ空港に着いた。空港では彼女が車で迎えに来てくれていた。14時間ほどの飛行機はかなり疲れたけど、僕は久しびりに彼女との再会と初めてのアメリカに興奮していた。
2時間程の運転の後、ついに実家に到着した。
彼女には、アメリカ人にとって彼氏彼女を実家に連れてくることはそんな大きなイベントではなくカジュアルなことなので緊張しなくていいよ、と言われていたが、正直ガチガチに緊張していた。僕は結構シャイなので相手がどんな人でも初対面は少し緊張するのである。
「ちゃんと英語で明るく挨拶できるだろうか」
「ご両親に好印象を持ってもらえるだろうか」
「日本人としての俺を受け入れてくれるだろうか」
相手が日本人ならどうすれば気に入ってもらえるかとか、彼氏としてどう振舞うべきなのかは何となくわかるけど、相手はアメリカ人である(しかもお父さんはペルー出身だから予測不可能)。これはちょっとどうしたら良いかわからない。相談できる人もいない。彼女は何も頑張らなくて良いと言ってくれてるし、あまり考えずに自然体で行くしかないと思った。
デカすぎる実家
ご両親に挨拶する前に実家のデカさに驚愕した。
夜中だったからよく見えなかったけど、映画でよく見るような家の前に芝生が広がり、玄関には小さい噴水も見えた。
「これがアメリカか、、、」と感動していたら、大きい車庫が自動で開いて、その車庫から家の中に入るドアが見えた。
彼女の実家に土足で入る
車庫から家の中への入り口のドアがあるんだけど、自分はつい靴を脱いで家に入ってしまった。彼女には笑われたけど、自分でもこれは笑ってしまった。アメリカは家に土足で入る文化なのは知っていたけど、いざ他人の家に入る時(しかも彼女の実家!)はめちゃくちゃ違和感があった。一応小さい声で「お邪魔します」と呟き、中に入った。
これは後から聞いた話だけど、初めて実家に入った時の僕は緊張と土足に違和感ありすぎるのとでペンギンみたいにヨチヨチ歩きだったらしい。
大きな家の中を進むと、ご両親が夜中にも関わらず待っていてくれた。そして、「Hey, Kazuki! Nice to meet you!」と温かい笑顔で迎えてくれ、握手とハグをしてくれた。事前に色々不安はあったけど、ハグでめちゃくちゃ安心した。
ハグってすごい。日本ではおじぎとか敬語の挨拶が色々あるけど、その代わりアメリカではとりあえず握手とかハグでその辺が解決される気がした。本当は色々英語の挨拶を用意してたけどハグしたら一瞬で忘れてしまった。
その日は少し話した後、夜中だったから彼女の部屋ですぐに寝た。
とにかくご両親が優しく迎えてくれて安心した。その夜は爆睡できた。
それにしても家がデカすぎて驚いたなぁ。
天井は3mぐらいあるし、プールはあるし、各部屋にトイレとシャワーついてるし、日本と違いすぎて最初は目がずっとまんまるだった。まさにアメリカンドリームって感じだった。
ちなみに彼女曰く、彼女の家はフロリダ内では少し大きいっていうレベルらしい。最初は謙遜かと思って信じられなかったけど、数日過ごしたらそれは事実だった。
さいごに
これは彼女のアメリカの実家に初めて入った日の話。
他にもアメリカでたくさん感じたこと驚いたことがあるので、いつか記事にしてみようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。