メーデー、家庭科室!
メーデー!家庭科室!
余った米のとぎ汁を、おれの裏庭に捨てるな!
戸棚か、車のドアが閉まる音!
怖いのはどんなときでも猜疑心を忘れていないから
遠くの線路から響いてくる車輪の音
障害物が、減って減って
電子音
ジーーーーーーーーーーーと小さく鳴る音
ジーーーーーーーと見る猫
引き合いに出される己の身
関係ない意味はない気にすることはない
申し訳ないと、思いつつ0時
いい加減にと、思いつつ1時
サクッとして柔らかい
ギュッと縮こまって仰々しい
このおれの!
夢想なのか所詮
スイッチは1・2・3
切るときは、艶やかな毛布で目を閉じて
アルファベットを目で追うの
打ち込まれたビスは、
自分では抜けず...
ただ光ることで、誰かを探している