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【2023/12/10・阪神ジュベナイルフィリーズ】ステレンボッシュ

東京・芝・1600mの赤松賞を勝った『ステレンボッシュ』について分析してまとめてみました。


■レースペース

図1.レースペース(横軸)-指数(縦軸)

今回求められるレースペースの範囲に当てはまる実績がありませんが、範囲の前後である程度の指数を出せていることから問題ないと考えます。
しかし、次の走破時計の傾向と組み合わせると1点気になることが見えてきます。

■走破時計

図2.走破時計(横軸)-指数(縦軸)

走破時計が遅くなるほど指数は低下する傾向です。
ここで、レースペースの図と併せて見ると、指数が最も高いレース(赤松賞)はレースペースとしては上り時計が速いパターンとなっています。すなわち、速い時計が出る軽い馬場のスローペースの展開に適性があると推測されます。
この時期の阪神のパワーがいる馬場に向いているのか疑問です。

■上り時計

図3.上り時計(横軸)-指数(縦軸)

今回求められる上り時計の範囲に当てはまるレースの指数は低めの値となっています。この点からもこの時期の阪神のパワーがいる馬場への適正に疑問があります。

■仕掛け位置

図4.仕掛け位置(横軸)-指数(縦軸)

残り4ハロンから仕掛けるレースで高い指数を出していますので、この点は問題ないと思います。

■出走月(11月~1月)

図5.出走月(横軸)-指数(縦軸)

11月のレース(赤松賞)で指数を上げて勝っていますので、この時期が向いている可能性はあります。



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