61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」始めました
医師のキャリアを
間近でみてきています。
みてきていますが、
こんなキャリアは
みたことない!
医師の数だけ、
医師のキャリアがある。
Amazonで見つけて
ポチっとし、
一気に読んでしまいました(≧◇≦)
■ 目次
はじめに
第0章 「ふたつの死」に背中を押されて
第1章 へき地医療への道、開幕
第2章 転職活動、本格始動!
第3章 ちょっと昔ばなし
科学好きの女の子が精神科医になるまで
第4章 職場決定、決め手は恐竜
第5章 いざ、“カムイサウルスの町”へ
おわりに
■ 精神科医から、へき地のお医者さん
医療系人材紹介エージェントとして
医師のキャリアを間近で見てきています。
転科されたいDrからの
相談を頂くこともあります。
ただ、その場合、
今までご自身が対応してきた科目と
ちょっと交わっている科目に転科とか、
なんとなく想像が出来る範囲でした。
ですが、香山リカ先生の場合、
エージェントが想像できる範囲を超えている!
むしろ、私ども医療系人材紹介エージェントに
相談頂いても、なんともできない事案。
だからこそ、
言葉が悪いですが、
“どんな手を使って、
へき地医療に飛び込まれたのだろう??”
ある程度の期間、
医療系人材紹介エージェントをしているので、
きっと。。。という推測は出来ました。
出来ましたが、
やっぱり答えを知りたいと思い
Amazonでポチっと^_^
どんな想いから行動に至ったのか、
精神科からへき地医療で必要な
総合診療科の訓練はどこでされたのか、
私が知りたかったことは
本に書かれておりました。
推測があたっていた部分もあり、
医療系人材紹介エージェントとして、
出来ること、出来ないことがあることを認識し、
大風呂敷を広げずに、出来ることを
真摯にやっていこうと思いました。
■ 行動することで道は拓ける
自分が思い立ったら、
行動すること。
行動することで、
道は拓けると、
確信しています。
この確信は
仕事での経験からです。
面白いもので、
自分が決めて転職活動に挑んでいる方は、
良い縁を掴む、もしくは
良い縁が寄ってくる傾向があります。
しかしながら、
仕方なく、転職活動に臨んでいる方は、
それなりな結果になっています。
医療系人材紹介エージェントとして、
色々な方を見てきましたが、
意思を持って行動してきた方は、
面白いほど、道が拓けていっています。
香山リカ先生のこの本を読んで
あらためて、行動の大切さを
実感しました。
■ こんな方にお薦め
シニア世代と云われる人
全員にお薦めしたいです。
年齢制限をしているのは、
実は自分。
そんなことに
気づかされる本です。
“思ったことを行動して何が悪い?”
そんな気持ちにさせてくれる本でした。
あとは、医師の皆さん。
シニア医師の転職を
私どもDEPOCは
取り扱っています。
その中には
ご相談にのれる場合と
のれない場合があります。
香山リカ先生の様に
転科して、へき地で総合診療医として働きたい!
という相談の場合、
私どもでは出来かねるかなと
現時点では考えています。
というのは、
まずへき地の医療機関は
医師の数が足りないから
医師に来て欲しいという
大前提があります。
来ていただける医師は
即戦力となる方というのも
大前提になります。
へき地に行く前に
研修をして頂ける組織に入り、
研修し、そこから派遣をして頂く
という形であれば、
ご相談にのって頂ける医療機関も
あるかもしれません。
ただ、私どもは紹介会社。
医師を医療機関に紹介して
紹介手数料を頂く。
紹介手数料を払ってまで
研修を必要とする医師が欲しいか。
そこかなと。
私どもの事情を
書いてしまいました^_^
失礼致しました。
医師の数だけ、
医師のキャリアがある。
この本は、
自分の行動を制限しているのは
自分自身。
行動すれば、
道は拓ける!
そんなことを再確認できる、
そんな本です。
お薦めします。