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自分のキャリアを考える癖をつける
資格保持者でも。。。
職業病かな?と思うときって、
どんなときですか?
私の場合、
休日街を歩いていて、
新しいクリニックがあるとチェック。
具合が悪くて
医療機関に罹ったのにも関わらず、
人の動きと対応をチェック。
そして、最近極め付けかも?と思ったのが、
“この人と、この人を引き合わせたら
きっと、うまくいく“
と勝手に想像する(笑)
人材紹介エージェント
という仕事をしているからか?
ご縁を繋ぐ仕事をしているからか?
性格的なものなのか?
わかりませんが、
楽しめる自分がいるうちは
OKと思っております(^-^)。
さて、私が日々接している方々は
医療業界で働いており、
皆さん、資格保持者です。
資格保持者だからこそ、
“今”までは、大丈夫だったことが
“これから”も大丈夫かというと、
ちょっと考えた方がよいことも
でてきています。
採用の考え方に変化が。
この業界に入った2008年。
看護師さんの転職ラッシュが
収まりつつあった頃。
診療報酬改定
7対1入院基本料の基準の見直しがあり、
急性期医療をメインにしている病院は、
看護配置基準を7対1にする為
大量に看護師を採用。
“看護師資格さえあれば。。。”
このフレーズを
何度も聞きました。
そして、このフレーズは、
看護師さんだけではなく、
医師に対しても。
“医師免許さえお持ちであれば。。”
乱暴な言い方に聞こえますが
あの頃は、国家資格保持者に対する
フレーズでもあったのです。
さて、2021年の“今”は、
医療機関の採用に対する考え方に
“変化”がでてきています。
医療機関で働くのであれば、
資格を保持しているのは、あたり前。
その上で、自分達と同じ方向を向いて
一緒に働いてくれる方に来て欲しいと。
資格保持者であっても、
明確な目的がない転職を
繰り返してらっしゃる方は、
書類審査が通りません。
一般企業、
特に大手企業の場合は、
3社以上の転職歴がある人は
書類で弾かれる処があります。
また、関西に本拠地があり、
世界進出している企業は、
転職歴は無の人。
要は、自分の会社が、
はじめての転職の人だけ。
しかも、
在職中に転職活動をしている人しか、
採用しないと、明確に仰っていました。
現段階では、
上記企業の様な制限をかけている医療機関には
まだ、お目にかかったことはありません。
ですが、このご時世を考えますと、
昨今こういった医療機関も
でてくる可能性はあります。
医療従事者の皆さんは、
資格取得の為に、
大学や専門学校に入学し、
資格取得の為に卒業。
試験に合格し、
国家資格を取得。
ご自身が目指した職種で
働いてらっしゃいます。
資格ありきの転職の為、
働く場所・環境は変わりますが、
乱暴な言い方になりますが、
仕事内容はあまり変わりません。
そして資格がある為、
転職に対しての、
ハードルが一般人よりも低いと
お見受けする方もいます。
30代後半 看護師
彼女とお目にかかったのは夏。
“病棟勤務をしている
30代後半 看護師さん“
という情報のみ。
紹介の紹介の紹介ということで
お目にかかりました。
お目にかかった際には
・看護師を目指したきっかけ
・転職理由
は、必ず伺うことにしています。
彼女の場合は、
看護師を目指したのは、
小さい頃から入退院を繰り返し、
優しくしてくれた看護師さんに憧れて。
准看護師で働きだし、
正看護師になり、
看護師歴15年。
内科系病棟で
ずっと勤務してきたとのこと。
なるほど~。
これだけの経験があれば、
ご希望の環境に
ご案内できるなと思い、
履歴書を拝見した処、
うーむ”(-“”-)”。
転職歴が多すぎました。。
具体的に書きますと、
看護師になってから、
現在まで8か所の転職。
う~む”(-“”-)”。
転職云々の前に、
この8か所の経緯を伺うことに。
彼女の場合、
2年位のペースで
働く環境を変えています。
その理由は、
責任ある仕事を任されそうになると、
もうこの環境で働くのはいいや、
と思ったそうです。
懇意にしていたエージェントもいたそうで、
そこに相談すれば、
必ず転職できたと。
う~む”(-“”-)”
今までは、
転職できたかもしれないが、
これからも、
転職できるとは限らない、
そんなお話をさせて頂いたのを
覚えています。
自分のキャリアを考える癖をつける。
彼女は、
資格があるから、ずっと仕事がある
と考えてらっしゃいました。
彼女が仰る様に、
仕事はあると思います。
ただ、その仕事が
彼女の望んでいるものなのか?
希望する処に転職できるのか?
は、別問題。
資格があるから仕事がいつまでもある。
確かに今まではそうだったかもしれません。
でも、これからもそうだとは限らない。
彼女と話していて思ったのは、
資格保持者の方にも、
自分のキャリアを考える癖をつけて欲しいなと。
ご自身の人生です。
その仕事です。
エージェントの言う通りではなく、
自分と向き合って、自分の“これから”を
考えてみるのも、アリではないでしょうか?
キャリアを考える年齢はいつが良いの?
いつからでも良いんです。
それこそ、
学生時代から考えたって良いと思います。
自分の周囲を見渡して、
ロールモデルをみつけるのもアリ。
その人を参考にしつつ、、
ご自身のキャリアを考えてみる。
想像してみる。
自分は何歳までには、こうなっていたいな~
そうしたら、どんな働き方があるのか?
既に働いている方でも、
ご自身のライフプランを想像し、
働き方を変える必要があるのか?
ステップアップの為
今の環境から違う処にいくのか?
それとも、
ここで留まって
専門性を極めていくのか?
ご家族との関係性を考えて
どんな働き方があるのか?
そんなことを考えてみて下さい。
この考え方が、正確で、
この考え方は、不正確、
とかはありません。
“自分のキャリアを自分で考える”
という癖をつけて欲しいのです。
医療系エージェントとして、
求職者の履歴書を拝見するとき、
自分でキャリアを考えて転職をしている方と、
エージェント主導で転職してきた方との
履歴書は全然違います。
変化が多いこの時代だからこそ、
自分のキャリアを考える癖をつけて
納得のいく、満足のいくキャリアを
積んでいって欲しいと思っています。
自分で考えるのは苦手だな~、
ちょっと誰かに相談したいな~
と思ったときは、是非、コチラから梅澤までお声かけ下さい。
以上
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