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寺の娘がインドへ行った話(ワーラーナシー編)
才能の原石どもよ。こんにちは。
突然だが、私が1年前インドへ行った話をする。
きっかけは、私が寺の子であり、仏教への関心が人より少しだけあったからだ。ブッダの聖地をこの目で見るというのが今回の旅の目的であった。
私、海外旅行、まあまあ慣れてる。留学経験もあるし、とはいえ、女性だ。さらに、“インド”だ。何が起こるかわからない。なので、大学のゼミの仲間と3人で行った。なお、この2人は、全く仏教に関心は無く、ただの興味でついてきてくれた。今考えると大変申し訳なく思う。
ガンジス川はとても長い川なのだが、有名なスポットがある。
たまにYotubeShorts動画でも流れてくる。ワーラーナシーと言うところ。
観光客、けっこういる。ヨーロピアンもいたし、そこに住んでる日本人にも出会った。てかその人に会った瞬間、心強~~~ってなった。だけどすぐバイバイした。どの人が教えてくれたことは、訪れた当日、たまたま、シヴァ神の誕生祭「マハ・シヴァラトリ」の関係で、交通量が半端なく、なかなか目的地(ガンジス川のほとり)にたどり着けなかった。運が良いのか、悪いのか。
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もう祭りは始めってしまっている。後には引き返せない。この細い道をくぐらねば、ガンジス川にはたどり着けないのだ。てかなんでこんな細い道でラクダ歩かせてんねん。地元の人も写真撮ってるし。てか普段君、どこにいるの。
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彼らも、祭りを盛り上げていた。独特のリズムを奏でるマーチング隊。
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こういう青塗したちび助がいっぱいいた。赤い粉を持っていて、眉間に塗ろうとしてくれる。ワーラーナシーの祭りのテンションと、私の蓄積された疲労のテンションが合わな過ぎて、断ったけど。
1つ言えるのは、祭りだろうとなんだろうと、なにか向こうから積極的にやろうとしてくることを、されるがままにさせてしまうと、必ずサービスが終わった後に、、、
ーplease tips ー コインをくれ
と言われてしまい、gameoverなのだ。なので、ぜひ気を付けていただきたい。
と言っている間に、何とか、ガンジス川が開けている場所に到着することができた。
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この光景は、目に焼き付いている。空港を出てから、散々汚いものを見てきたし、目の前にあるものは、糞尿が流れるガンジス川だが、とてもきれいと思えてたからである。
すると、ある1人の男性が現れた。めっちゃ積極的に来た。
彼の名はLucky。いかにも怪しそうである。
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もちろん、積極的にくるから、断り続けた。300mくらい歩いてもまだついてくる。彼は、日本語をとても流暢にしゃべるのだ。動いている彼を見たい方は、下記Youtubeを参考にしてほしい。
有名なYoutuberもちゃっかりガイドしちゃったり、水原希子、長澤まさみもガイドした経歴がある人だ。
なんで私がこんなことを知っているかって?
積極性に負けてしまい、ガイドを受け入れてしまったからだ。
逃れられない。行く人全員、ガイドされるつもりで行ったほうがよい。
Luckyさん、めっちゃいろいろ教えてくれた。そして
「ワーラーナシーにずっといろよ。インドの他の場所なんてきたねえしなんもおもろくねえよ。」ってずっと言ってた。
まぁ確かに、Luckyさんが胸張って言えるほど、素晴らしい場所である。ワーラーナシーだけは、また行きたいと思える。
あと、「ガンジス川、入ってけよ。」
って言われた。日本語で。
え、、、、、無理だし。
「ボートなら乗ってみたいな。」
突然一緒に行ってくれた友人が言った。
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泣いた。なんか、生命エネルギーを非常に感じた。
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このお兄さん。ガンジス川のガイドしてくれて、一人の少年を助けた話してくれた。その話も非常に感動的だった。だが、今でもちょくちょく、インスタのDMで、謎の写真を送ってくるのは勘弁してほしい。
このガイドしてくれた2人は、一切金銭の要求をしてこなかった。
いい人もたまにはいるんだな。。。
旅をすると、人を信じる気持ちが仇となる時がある。
だから、ついつい積極的がなんだとか言っちゃったけど。。。
やっぱり人って信じていいんだ!!!
って思ってた矢先。
「俺の店で休憩していきなよ。」とLuckyが。
もうその時点で、私たちはLuckyさん最高✨となっていたのだ。
そしたら、インド絹のスカーフを買わせてきた。
まぁ超きれいなのだが、、、。
1つ1万円くらいする。物価そこそこ安いインドで1万って結構価値高め。
友達2人は買ってた。
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まぁ、そんなこんなで、ワーラーナシー、終了。
いや、もっといろいろあったよ。その晩宿泊したホテルの床にうんこ落ちてたりしたよ?だけど、それも含めてインドだから。
ちなみに、物価が安いからって、安いホテルに泊まらず、日本円で標準的なホテル取れば、結構リゾート気分味わえる。ちなみにうんこ落ちてたホテルは、3人で2000円くらいだった。
おまけ。ワーラーナシーで観た風景。
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