就活には有利な属性が6つ存在する
”なぜ就活を本気で頑張る必要があるのか” については
先の記事でわかった学生が多くいることを願いますが、
先の記事はあくまで「就活は人生の分岐点なので、いい企業に就職できればこの先明るい人生が待っています。だから頑張りましょう」という内容に過ぎません。
しかし現実そんなに甘くありません。
頑張って、いい企業に受かるなら正直就活指導なんて一切必要ありません。
ではなぜ私が就活指導をしているのか。
その答えの1つが「普通の学生がただ頑張っても、就活に有利な属性の学生に余裕で負けて、落ちるから」です。だから私の指導で勝たせます。
実際問題、有利な属性が内定を1社と言わず根こそぎ内定獲得し、多い学生では10社以上内定を勝ち取り、一般学生は1社も内定が出ず、中小企業へ泣く泣く就職、というのはよくあることです。
私はそんな普通の学生でも大手企業へ就職できるための指導をしています。
これを踏まえて本題です。
就活は”有利な属性”が内定をかっさらう。
まずは自分が就活においては”凡人”であり”その他大勢”であることを認識しろ。
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就活市場に蔓延する”噂”は本当です。
その”噂”とは、「就活には、有利な属性が存在する」ことです。
この事実を受け入れた上で、自分自身(凡人)にあった戦い方をすることで、一般学生でも就活で成功を納めることができる第一歩になります。
もちろん、以下に記載する6つの属性の要素だけを基準に内定を決めている訳ではありませんが、1つでも自分に当てはまれば、多くの企業の就活で、評価が一歩抜き出ることが期待できます。
さらにこれがいくつも当てはまる学生は、「内定総取りの就活最強属性」と言えます。多くの企業選考で有利に駒を進めることができるでしょう。
では1つ1つ、有利な属性について解説していきます。
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1 高学歴
有利な属性と言われて大半の学生が最初に思い浮かべるのが”高学歴”ではないでしょうか。
「学歴フィルター」などという言葉が存在するくらいですので、有利に働きそうだなというのはイメージが湧くと思います。高学歴が有利に働く理由としては、「高学歴の方が優秀である確率が高い」からです。
高学歴の学生は、受験戦争という勝負に勝ち抜いた層であることがすでに証明されています。勉強とは、やれば誰でも能力をあげられることであり、その過程でストレス耐久性、継続性、やり抜く力などが養われています。
計画的に進める必要もあるため論理的思考能力が高い傾向にもあり、企業が求める人材としては、再現性が非常に高く、有利性が増す理由に当たります。
高学歴とは?
旧帝大、一橋あたりが該当します。早慶も評価は良いですが、アドバンテージを得られるまでではありません。
大手企業では、MARCHは最低ライン、早慶は普通となってしまうので、名だたる大手企業において学歴で一歩抜きん出るには、東大京大一橋くらいまで、と認識しておくくらいで丁度良いでしょう。
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2 圧倒的ビジュアル
こんなにも世の中は理不尽なのか、と感じても仕方のないことですが、美男美女は就活においても得することは紛れもない事実です。
なぜ企業は「顔採用」をするのか
顔採用のメリットとは、「企業に利益をもたらす」ことです。
顔が良いと仕事でどのようなメリットがあるのか、想像つくでしょうか。
私は実際にビジネスをしていますし、社会に出て実際に目の当たりにしたり体感したりするので、この点については当然だろうなと思います。
例えば、次のどちらの営業マンの方が取引先の信頼を獲得しやすいでしょうか。
①福士蒼汰や竹内涼真などのような見た目、高身長でシュッとしたイケメンが営業として取引先へ行って提案する
②髪の毛もボサボサ、スーツもダボダボ、靴も汚れただらしのない営業
相手から見て、どちらが信頼できそう、優秀そう、成果が上がりそうでしょうか。100%の人が前者を選ぶとは限りませんが、あくまで”確率論”です。
少し極端な例ですが当然、大半の人が①を選ぶことは明らかです。
人材採用とは、「企業で活躍できる人間」を採用するのであり、そこには「確率」「統計」「再現性」など、確実性の高い要素を重要視します。
特に新卒が配属されやすい、営業・人事・アシスタントなど「対人する」職種は、ビジュアルが良いだけで印象が良く、企業に利益を生みます。
また、圧倒的ビジュアルの持ち主に付随する特徴とも言えますが、自分に自信がある人が多い傾向にもあります。自信は相手にも伝わるため、面接の際の印象にも大きく関わります。これも実際のところ有利に働いているものと思います。
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3 TOEIC800点以上+留学経験
グローバル化が進み、海外とのやり取りや海外転勤の可能性も大手企業であれば多くなってきました。標準語である英語の語学スキルの客観的指標となるTOEICで高得点を持っていればある程度の評価が得られる企業もあります。
しかしTOEICの点数だけでは頭一つ抜きんでるほどの評価は得られません。
一歩差がつく特徴として、留学経験が掛け合わさると強いです。
単に語学でのコミュニケーションが取れるだけでなく、現地の文化知識や経験に基づく「グローバル人材」が時代とともに求められるようになりました。
さらに近年の追加のトピックとしては、ものづくりや経済の中心ともなりつつある中国は外せません。中国語のスキルも有利に働く企業も増加傾向にあります。
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4 体育会系/スポーツ全国実績
これらの属性から想像しうる入社後も期待できる再現性は「ストレス耐久」「素直さ」「やり抜く底力」「目標達成能力」など、フレッシュな若手社員に欠かせない能力であり、新入社員の配属数がもっとも多い営業職では特に必要とされるスキルです。
これらが高い次元にある確率の高いこの属性は、再現性の高さから高評価を得ます。同時に、スタミナやバイタリティなど、社会人の基礎にもなりうる点についてもハイレベルであるケースが多く、そう行った意味でも価値が高い属性です。
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5 企業にメリットをもたらすレベルのコネ
これも残念ながら多くの学生にはどうしようもない次元の事実です。実際に、私の知る限りでもこれは事実としてありました。
日経大手企業は昔からのしがらみで、企業に利益をもたらすに値する「コネ」がどうしても存在します。
この「コネ」とは、知り合いだとか仲が良いだとかそういう話ではないので勘違いしてはいけません。
ここで言っているのは、その学生に内定を出すことで”企業として”直接的に利益がもたらされる価値があるコネの持ち主だということです。
例えば、その企業の社長一族のご子息や、主要取引先の超一流企業の社長の長男だとか、その企業が長年CM起用している芸能人のご子息だとか、そう言ったレベルの話です。
私が指導している学生は”一般学生”ですので、このようなコネはありません。
ですので、飲み会や企業説明会や就活イベントで手に入れたコネまがいの薄い出会い、名刺など、一切の無価値です。地道に自身と向き合い、己がなせる適切な努力を真剣に行い、最大限の結果を手に入れるしかありません。
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6 即戦力スキル
企業が求める属性にマッチする即戦力となりうるスキルを持っている学生がここに該当します。これは昭和の時代ではありえず、平成は終盤にかけて徐々に傾向が表れ、令和では1〜5の有利な属性の項目に新たに肩を並べるほどのトピックとなりました。
この即戦力スキルとは、営業職であればインターンや歩合制の営業職経験などの販売実績が挙げられます。
またエンジニア職であればプログラミングスキルや開発事例などがこれにあたり、さらには理系院生で研究内容が志望企業の研究開発内容とリンクすることを行ってきた場合はメーカー研究職採用において非常に大きな加点になります。
このように、職性に直結するようなスキルや実績が証明できる人材は、一般的な学生に比べてまさに再現性が高く、採用後の効果予測がしやすいため、有利に働きます。
ただ一点だけ注意しなくていけないのが特に理系院生などですが、自身が企業とマッチする価値やスキルを持っていたとしても、それを就活においてはきちんと相手が理解できるレベルで、ESで、面接で、しっかりと伝わらなければ選考には受からないということです。
これはまさかと思うかもしれませんが、自分自身を面接できちんとコミュニケーションをとり語れず就活失敗する優秀な理系院生を数多く見てきました。学問で優秀な理系学生ほどコミュニケーションに難があるケースは実際多いので注意が必要です。
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◻︎有利な属性が何も当てはまらないと、超大手企業には受からないのか?
社会人になってから、多くの大手企業の方々と接してきましたが、これらのいずれかの属性に当てはまることはやはり実際多いです。
しかし、諦める必要はありません。これらに当てはまらなければ大手企業に受からないのかと言われれば、そんなことはありません。
かく言う私も、どれも当てはまらず難関大手企業に就活成功を収めた実体験があるからです。
ここで伝えたいのは、もしあなたが大手企業最終面接に残っても
①周りの学生は上記の属性をいくつも併せ持つ学生ばかりであること
②その中で何の経験も肩書きも無いあなたに内定を出す理由を面接官に伝え、勝ち抜く必要がある、ということです。
ではここで一つあなたに問いかけをさせていただきます。
大手企業の2次面接、あなたは合計3人の学生で一斉面接中だとします。
1人は、慶應大学ラグビー部出身、TOEIC800点以上の帰国子女で、言うまでもなくガタイが良く、いかにも元気も良い男子学生。
もう一人は、圧倒的なビジュアルの綺麗な女子学生。ミスコンの経験や中国語も話せるという。
そんな時あなたは、絶対自分が採用される自信と根拠があるでしょうか。
あなたを選ぶ根拠を面接官に伝えないとといけません。さらに言うと、面接官の手元には選考者リストがあり、面接官も採用内容を上司に報告しなければなりません。人事の仕事は優秀な学生を採用することだからです。
実績や肩書き、雰囲気などはこの2人には勝てないでしょう。
あなたは「テストの点数」「ESの内容」「面接時の振る舞い」でしか、示せるものがありません。この3つを駆使して、就活有利属性に勝たなくてはいけないのです。
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就活をこのように見るとどうでしょうか。世の中の学生が思い描く自身の就活成功の未来を大きく叩き潰してしまうような、目を背けたい現実を私は知っています。
ただこうして現実を理解しないことにはあなたが“勝つ”術はないのです。
世の中に存在する就活塾や、大学のキャリアセンターなどは、このような現実に起きている実態を教えてはくれません。
なぜなら就活塾のHPに出ている大手企業採用実績は、上記のような有利な属性がそのまま大手企業に受かっているだけで一般学生はそうではないことをそのままバカ正直に開示してしまえば、入塾しないのでビジネスとして成り立たないのです。
大手企業採用保証などもありますが、大手企業の定義基準なんていくらでもいいように決められます。
また、キャリアセンターは単なるボランティアといってもいいレベルです。実際の企業の人間でなく、大学に勤めている人が企業選考の何がわかるのでしょう。小学生がスポーツが上手くなりたいと思ったら、スポーツクラブに入ったりするのが普通です。キャリアセンターで就活相談をする人は、小学校の体育の先生にスポーツを習うようなものです。
実際にスポーツの第一線で活躍した人間に教えてもらう方がはるかに合理的です。
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ここまで読んでいただければ、大手企業の内定は、一部の優秀かつ有利な属性の学生が大量にかっさらい、多くの人は内定がもらえないことが想像つくと思います。
私の就活支援は、このように就活に有利な属性がいることを明確に提示し、それにより一般の学生が同じ戦い方をしたのでは有利な学生にどうやっても勝ち目がないことを理解してもらうことを、何よりも重要な最初のステップにしています。
ここまで記事を読んだ一般学生は、「就活を本気で頑張るべき」ということは理解した。
その上で、普通に周囲と同じように「自己分析、企業研究を行い、合説やセミナーで視野を広げ、興味を持った会社にOB/OG訪問をし、志望企業挑む」といった”一般的な”努力や準備では「有利な属性」も同じ準備をしているため、自分が選ばれる確率はとても低いこともわかった。
では、何をどう努力したらいいのか。そう思うでしょう。
その方法を示すのが私の仕事です。圧倒的な実績と経験値で適切なロードマップを敷き、それに則って正しくあなたが努力をするだけで、周りに差をつけ、就活終了後、笑顔で大学卒業できることを提供いたします。
次の「凡人学生でも大手企業に合格するためにやるべきこと」に進んでください。具体的にどのような準備をすべきなのかの大枠を記載しています。
今回はここまでです。