〜4年ぶりの単独出場〜全国7人制埼玉県予選始まる
【全国7人制大会埼玉県予選】
ついに4年ぶりに単独で出場する。
単独で出場するのが正義なのか。と問われると正義というわけじゃない。この4年間合同チームとして素晴らしい時間を過ごした選手もいる。私自身もこれまでずっと合同チームとして活動してきたコーチング人生である。
ただ自分の高校の名前が入ったジャージを身に纏い、ラガーマンとしての1ページを刻むことは歴代の選手たち、そしてラグビー部として大変価値のあることだと思う。
そして子供たちが単独で出たいと心の底から訴えてきた日から。
3年生選手1名マネージャー1名。
2人の生徒が歴史を繋いだからこそ、今年総勢25名の部員とともに今日を迎える。
ラグビーに初めて出会った子供たちばかりである。そんな子供たちが今日「ラガーマン」としての人生の1ページを作る。
昨日教室で【ジャージ授与式】を行った。
ラグビーが持つ素晴らしい文化と1人1人が無事に試合を終わらせることができるように、清め塩で清めたジャージを手にする。
いつも通り緊張している子。誇らしげに話す子。キラキラした眼でジャージを受け取った子。覚悟を決めた子。次こそは俺がジャージを手にするぞと仲間を見つめる子。
もちろん勝つことは大切で、勝利する為に必要な導きをするのも僕の仕事である。
ただ西武文理高校ラグビー部で入って良かった。
と思えるそんな時間を作り、そんなチームに導くことがもっとも大切とも思う。
埼玉の1つのラグビー部の小さな出来事かもしれない。
ただここまで来た道のりを一生忘れないと思う。
選手と共にタフに。5つのコアバリューを胸に。
楽しんできます。
西武文理高校ラグビー部 HC
飯塚淳平
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