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【雑記】あの日の感謝を綴る

はてさて。

感謝とお詫びを述べるに「雑記」とはいかがなものか。

今回、noteを再開した事により、日記以上、エッセイ未満の文章に「雑記」というカテゴリーを作った。

とはいえ、これから書く文章はとても大事なものである。

SNSに疲れてnoteを閉じた。

noteのSNS要素。

自分が何かを「カく」にあたり、これがよく足枷になった。

反面、noteのSNS要素のおかげで救われた事もある。

今日はそんなことを書く。

§

あの日。

とある事をきっかけに傷つき、疲れ、打ちのめされ、書く気力を失ったり、書く言葉が思いつかなかったり、僕は自分を見失った。

その出来事ってのは、ほんの些細な事であり、いわばボタンをかけ違えただけのようなものだった。

いずれにせよ僕はたぶん、何かしら傷ついていた。

とか何とか書くとカッコよく聞こえるが、何せ疲れたのだ。

その様子は2021年1月17日の日記に記してあるが。

その日記に対し、一番にスキとコメントをくれたのは、今まで絡んだことのないフォロワーさんだった。

ありがたいコメント、深みのあるコメントに僕は嬉しくなった。

それだけで救われた。

そして、初コメントをくれた人に礼節を欠いてはならないと、コメントとスキを返した。

その人の後にコメントとスキをくれたフォロワーさんが2人いる。

常連さんといえば常連さん。

古参さんといえば古参さん。

何にせよ、僕からすればnoteで出会った大切な2人だった。

§

1人は男性。

noteで小説を書いている。

つい先日、noteで賞を獲ったそうだ。

やったね、いつかこんな日が来ると思ってた。

本当におめでとうございます。

noteを閉じている間、僕は読み手に回っていたが、その人の記事が編集のおすすめに選ばれた時も喜んだものだ。

何より、僕はその人に感謝をしていることがある。

その人の自分へのブレの無さ、周りを気にしない、ただ書くという姿勢は学ぶべきところがあった。

本人はたまに自分を卑下したり、持ち上げたりとフラフラしているように見せるが、その人の芯の強さみたいなものは感じていた。

そして、それはSNSが苦手な僕にとって、noteの書き方、SNSの歩き方みたいなものを教えてくれた。

「いや、小説ちゃうんかい!」って話だが、僕は作品を通して、その先、その人を見るようにしている。

あの日の日記のコメントにあった「セグウェイ」。

実は僕も思っていた。

ぼんじゅにが描いた絵にセグウェイのようなものが描かれてあった。

ぼんじゅに曰く、「UFOのコントローラー」らしい。

何にせよ、僕はその人の「セグウェイ」のコメントに笑った。

「笑わせる」ということは、傷ついた人間への上級かつ、難易度の高い励ましだろう。

僕はその時、「さすがだなこの人は」と思っていた。

§

2人目は女性。

何ともまぁ明るくて元気な女性だ。

その人の記事には、いつもその人のカラーが出ている。

きっと誰にも真似できない。

日記でも小説でもエッセイでもない。

独特のワールド、オリジナルの文章。

何より人柄の良さから、いろんな人に愛されている。

ただ表の色とは別に、時折見せるその人の影が何とも美しい。

もうずいぶん前からの付き合いのように感じるが、気付けばいつもnoteでお世話になっている。

この度、noteを再開するにあたり、最初にアップした絵へのスキとコメントも驚くべきスピードで笑った。

本当にありがたい。

あの日の日記のコメントにあった「ぎゅ~っ」は何ともその人らしい励ましだった。

§

僕はその2人のコメントにも救われた。

そして差し伸べられたその手を。

掴まなかった。

掴みたい気持ちはやまやまで。

掴まなかった。

そこでその手を掴めば、甘えが生じる。

自分が何も変わらない、成長しないと思ったからだ。

僕は見失った自分を取り戻す為に、そして新しい自分を手に入れる為に、その手を掴まなかった。

失礼とは思いながらも、2人のコメントにはスキもコメントも返さず、そっとnoteを閉じた。

その後、すぐに書き上げたのが、先日に投稿した詩「センチメンタル」である。

ここに出てくる「冬に咲く夜桜」、「セグウェイ」は彼らを思い浮かべて書いた。

§

そして今日。

やっとここに感謝とお詫びの言葉を綴らせていただく。

最初にコメントを下さった、げんさん。

あの時はどうもありがとうございました。

そして、又吉マタキチさん、Seoさん。

2人のコメントにも励まされ、癒され、救われました。

いつも本当にありがとうございます。

そしてあの時は何も応答せずにゴメンナサイ。

僕がこうしてここに書いていられるのも、皆様のおかげです。

noteのSNS要素。

それに苦しみ。

それに救われた。

ここに感謝とお詫びの言葉を綴らせていただくと共に。

これからまたこのnoteに楽ガキをしようと思う。



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