シェア
ふるさとの山はいつでもそこにいる ただ黙ったまま でもそれがよい 集まった十三回忌 親戚の家族構成 がらりと変わり 会うたびに 細く小さく丸くなる 母の背中に声なき感謝 母からの 宅配便に詰められた あの頃あった遠い日常
年老いて 幾つになっても母は母 如何に報いん三春の暉