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物事をフラットに見るのは難しい

女性に奢るごらない論争がまた、再燃しましたが、個人的に一つ言える事は、人間はメリットがない行動はしないということです。

メリットがないから奢らなかっただけの話です。

奢られるべきだと思っている人は、それだけのメリットが自分にあると思っている人なのでしょう。

しかし、その価値を決めるのは奢る側の人なので、手綱は握られてますよね。


2023年10月5日(木)の凡人です。



物事をフラットに見るのって、なかなか難しくて
見せられ方によって、意見が偏ってしまいます。

例えば、ワンピースでいうと海軍は正義の味方のはずなのに、ワンピースという物語の見せられ方によって、悪役のようか印象を受けます。

まぁ、そうは言ってもワンピースは漫画なので、フラットに見ろと言われても無理があります。

では、よりリアルな例で考えてみましょう。



Yahooニュースを見ていたらこんな記事がありました。

この記事は、バスの車内で泣く子どもを連れた母親が高齢男性に「うるさい!静かにさせろ!」と怒鳴られ、途中下車するという一部始終を目撃した女性が、何も出来なかったことを嘆いている記事です。

コメント欄を見ると、そう言ったシーンに居合わせてしまった時、実際行動したくても出来ないモヤモヤへの共感と、バスの運転手の対応、怒鳴った高齢男性への子育ての理解の無さに注目が集まりました。

記事を読んだ率直な感想として、子どもが泣いていて焦っている母親の気持ちを考える事ができずに、自分の感情だけで怒鳴りつける高齢男性が、あまりにも独りよがりだと感じました。

おそらく、この記事を読んだほとんどの人が同じような感想を抱くと思います。
なぜなら、怒鳴った高齢男性にヘイトが集まるような書かれ方をしているからです。

もし、子どもの母親が泣いている子供に対して、慰める事をせずに無視してスマホを見ていたとします。
その行為に対して高齢男性が怒ったのだとしたら、少し印象が違いますよね。

この記事だは、高齢男性が理不尽にキレ散らかしたみたい印象をうけますが、なぜ怒ったのかを考えなければいけまけん。

本当に、自分が独りよがりにうるさいと思ったから怒鳴った可能性もありますが、何か別の理由があった可能性もあります。

決して、高齢男性を庇っているわけではなく、その可能性もあるかもしれないから、一概にどっちが悪いとは言えないよね。という事です。

見せ方によって、ヘイトが誰に集まるのかが変わってきますし、論点すらも変わる可能性があります。


フラットに物事を見るということは、どちらが正しいとか間違っているとかではなく、どちらの視点も持ったうえで自分なりに考えるという事なのではないでしょうか。


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