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自尊心

自尊心がすくない人は勉強が苦手な人が多いらしい

最近本を読んで知った。

世の中には、とくに日本には自尊心がすくない、謙虚なきもちを重んじる風習がある。
だとすれば人を立て、自分を蔑むような行為を否定することはし難い。

と思っていた。

しかし、上記については科学が、数値が証明しているものである。
だとすると、19歳の世間にふれすぎないようにしてきたロマンだけでは太刀打ちできない。

科学には、調べるという「努力」があるからだ。

そもそもなんで日本人には自尊心のすくない人が多いイメージがあるのだろう?

そして、結局大人はなんで「自尊心を持て!」というのだろう?


意外と欲張りな日本人??

先日の書いた記事に、ワタシはひねくれ者だと書かせていただいた。

あれはあながちウソではないし、実際にもっと単純に生きることができたらなと思いながら生活している。
しかし、確実に言えることがあって、

それは ”ひねくれ者” に憧れているということだ。

ワタシにとって「エッセイ」というものはひねくれの象徴であった。
初めて読んだエッセイ本は

脚本家・三谷幸喜の「オンリー・ミー」

第一章「こんな男に誰がした」
このタイトルに度肝を抜かれた。あんなに素晴らしいドラマや映画を作り上げている人が、
自分の性格、行動、言動を環境のせいにしている。

ワタシが三谷幸喜なら、「こんな男になりなさい」と息巻いていることだろう。

しかし中身を読んでみると大半が締め切りが遅れる理由が淡々と書かれている。
これほどまでな「ひねくれ者」はいない。

実際、この本に憧れて、note記事のタイトルを基本、単語にしている。

その他にも星野源さん、大泉洋さん、宮藤官九郎さん、若林正恭さん…様々なエッセイを読んだ。
全てがひねくれているわけではないが、そのマインドはどの人にも感じる。
だからワタシは文章は「ひねくれる」ものだと思って生きてきた。

最近noterの皆さんの作品を読むことが増えた。
様々な文体、長さ、表現に溢れていていつも驚かされてばかりいる。
しかし、多くの人に該当する店があった。とくにエッセイによるものだ。

断りが多い。

例えば、

「夜中は自分の心を静かに、

しかし1日の中で圧倒的に盛り上がらせる。

そんな『誰もが一度は感じたことのある』衝動に…」


とか、


「〇〇してみようという、『安易な』発想が浮かび…」


とか。

発想か負い目かどっちで褒められたいのかわからない。

いや、どっちでも褒められたいのだ。

先人たちは自尊心を自らの手で何度も傷つけて、
社会でも何度も負け続けて、
しかし最終的にその心のまま勝っていく姿
行動とエッセイで綴る。

その姿は、多くの人の心に残り、
カッコよさとして生きていく。
その心がその人の「自尊心」と知って大成していく姿を多くの人が目の当たりにする。

だから多くの人が一行だけでも、一単語だけでも
その人に近づきたいとの思いで、自尊心を軽く痛めつける。

この行動が、果たしてどちらに転んでいるのだろう?

先述した行為は誰かの人生を彩るのか?
反対に、頭の悪い人を増産するきっかけになっているのか?

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↑海でこのポーズをしちゃう自尊心の塊
(海がワタシをそうさせたんだよ!)


改めて、“自尊心”とは??


昨日、久々に中学の同級生の女性と再会し話をした。
将来になやみ、なかなか一歩を踏み出せないでいる様子だった。
そいつは最後に「でも最近はプラスの言葉を口にするようにしてる」と言った。

自分で自分を傷つけないため、
言霊があるため
だと言っていた。

悩んでいることを話しているときよりも
その言葉を口にしているときの顔が、とても印象的だった。

そのときに思った。

自尊心を隠す行為はとても人間らしい。
照れ、不安、自信など様々な想いがそこには詰まっているから。

ワタシもその隠したい気持ちと、
これからも戦い続けるだろう。

だから時々その心を隠しすぎて見失い、そしてそのまま己を失うことがある。

だけど同級生をみて少し安心した。

そして同時に、人が自尊心を求める理由もわかった。


自尊心がある人はとても美しい。

つまり隠れた自尊心をみることができたとき

多くの人は

その感動から逃れることはできないだろう。

これが、多くの日本人の感じるカッコ良さなんだ。

だからといって何十年も隠し続けることだけは避けて生きていきたい。

ー体調には気をつけてー

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プロフィール:藤本たくま(19)
脚本家・演出家を目指している。
YouTubeチャンネル「19歳」開設予定。
今すぐにでも、鎌倉に行きたい。

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