『まだ明日がある』鑑賞レビュー
昨年イタリアで『バービー』『オッペンハイマー』を抜いて大ヒットしたという話題作『まだ明日がある』。第二次大戦後すぐのローマの庶民の生活を描いた作品ということで、「あまり乗り気じゃないけど、一応見とくか…」とテンション低めで観に行きました。
主人公ダリアはDV夫の虐待に耐え、寝たきりの義父の介護をしながら、娘一人息子二人を育てている主婦。文字にするとかなり悲惨な状況なんですが、これをめちゃくちゃユーモラスに明るく描いてるんですよ。オープニングから、ダリアが介護する義父にお尻を