何気ない雑談を戦略的に行うことで得られるもの
日常生活のありふれた会話 = 雑談
職場や友人など様々な関係において日々行われているのではないでしょうか
もちろん楽しい会話という一面もあるのですが、一方で自己投資的な一面も持ち合わせているということに気づいていますか?
そんな雑談の魅力ある世界を紹介していきます。
1 有益な情報を引き出せる
戦略的に行うということで何も堅苦しく考える必要はありません。
自分の知りたい落としどころをあらかじめ持っておくことで、その知りたい情報を引き出すための雑談の時間となります。
例えば気になっている異性とデートに行くときには「次の約束を決めてしまう!」という目的のために相手の好きなモノやコトを知ろうと質問を使って引き出します。
またビジネスの場においても「相手のニーズは何なのか?」を探るために質問を使って引き出そうとしますよね。
戦略的にというのは「質問を使うこと」で有益な情報を引き出すということです。
何気なく行っている方も多いと思いますが、これを自分の中で戦略として持っておくことで、どんな雑談の場においても自分が主導権を握ることができます!
2 相手との人間関係の向上
あたりまえですが雑談をするということは相手がいます。
雑談には自分と相手の関係をよりよいものにしていく働きがあります。
雑談をする→相手が心を許す→相手との距離が縮まる→人間関係の向上
という流れに沿って関係が構築されます。
初対面の相手との会話でも、友人との会話においても関わってきます。
キーワードは「あいづち」です。
今すぐ使えるあいづちの打ち方
・ややオーバーにあいづちをうつ
共通するのは相手の話に価値があるというリアクションであり、 言葉や動きに感情を込めることも大切。 深く納得している=ややオーバーにあいづちを打つことで、相手の言葉が響いているという姿勢を伝えることができる。
大前提としてしっかり 顔を見ながら聞くことも大切です。
・あいづちの「さしすせそ」
さ・・・「さすが(ですね)!」
し・・・「知らなかった(です)!」
す・・・「すごい(ですね)!」「ステキ(ですね)!」
せ・・・「センスいい(ですね)!」
そ・・・「そうなの(ですね)!」「そっかぁ!」
このようにあいづちをうまく活用することで相手が気持ちよく話すことができます。
相手が気持ちよく話すことができると「この人は話をよく聞いてくれる!」や「また話したい」と思ってもらえるようなり、自然と人間関係が向上します。
あいづちは相手との距離を縮める魔法
3 コミュニケーションスキルの向上
私はコミュ障だから雑談なんて…
初対面の人と話すことが苦手で…
このように考えている人も多いのではないでしょうか?
コミュニケーションはスキルです!
スキルとは練習して磨いていくことでしか身につきません。
知識をインプットして実践でアウトプット
この繰り返しが大切になります。
私自身これまで初対面の方と会話をする際に”間”が生まれることに恐怖を覚えて、うまく話をすることができませんでした。
しかしコミュニケーションについて学び、実践していくことで自分が立てた戦略をどのように使おうかと楽しめるくらいになりました。
雑談が好きななった今でも戦略を立てて実践(テスト感覚)しています。
学生時代のテスト勉強で難しい漢字を覚えて書こうとするときや英単語を覚えるときには、何度も何度も書いた記憶はないでしょうか?
あの感覚にやや近いものだと私は考えています。
苦手だから遠ざかるのではなく、苦手を受け入れてコミュニケーションと共に歩んでいこうとすることが第一歩です!
4 自己肯定感アップ
雑談と自己肯定感の関係については非常に単純なものです。
雑談をして人間関係やコミュニケーションスキルが向上することで自分に自信が持てる。
話すことは日常生活で人とのかかわりがある以上切っても切れないものとなっています。
そんな話すという行為をする時間を楽しく豊かな時間にすることができたら、毎日の生活に今以上の彩りが生まれていきます。
何気ない会話の中でも自分という軸を中心に周りが動くという経験は、少なからず、あなたの大きな財産となります。
小さな経験を積み重ねることで自己肯定感がアップしたり、ひいては人間性の変化や人生を大きく好転させる力があると私は思います!
コミュニケーションをとることを恐れずに、コミュニケーションと共走していくことで着実にスキルとして身についていきます。
いかがだったでしょうか!?
ここまで読んでくださった読者の方は「今すぐにでも雑談してみたい」と思っているのではないでしょうか?
魅力ある雑談の世界の奥深さに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
楽しむという面も自己投資という面も両方楽しみながら豊かなコミュニケーションライフを送っていただけたら幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。