さようなら、ありがとう
今、ものすごい断捨離をしています。
お父さん 勤労感謝の日はお父さんの命日
ずっとずっと、子供の頃から苦労して
たっくさん真面目に一筋に働いてきたからって
何も勤労感謝の日に死ななくてもいいのにー
あの日、そんなことをお兄ちゃんと話しましたよ。
その5年後にお母さんが死んで
今日はお母さんの命日でした。
もしかして、
次の5年後には
自分が死ぬのかなって
思ったりもしました。
あれから
全〜然片付けられなかった家の中を
今、ものすごい勢いで大掃除しています。
もしかしたら、
あの家に住み始めてから
初めてじゃないかって思われる場所も
たっくさんの埃を払い
雑巾で拭いてキレイにしましたよ。
その場所が明るくなったのを
空気まで変わったのさえをも感じるくらいに。
いらない家具は捨てちゃいました。
食器も 衣類も 鞄も 靴も
人形も ピアノも 日記も 写真も
たっくさんの本も
思いっ〜〜きり捨てましたよ。
まだまだまだまだ、たくさん捨てますよ。
お父さんが
陶芸で創った器
最後の一個が、昨日割れちゃいました。
いっぱい捨ててるけど
お父さん
怒ってないなって
思いましたよ。
何年も捨てられずに
そのままにしていたものを
やっと捨てられるようになれたから
もう、古いものは捨てて
新しい場所へ行きなさいって
言ってくれてる気がしましたよ。
だから、割れたとき
なんだかサッパリとした気分で
あっ、割れたーそれだけの感情でした。
お父さんの本を捨てる時
裏表紙に、言葉が書いてあるのを
たくさん読みました。
いくつもの本に
書いてありました。
それを読んだとき
お父さんと自分は
やっぱり繋がっているんだなって
思いましたよ。
同じことしてるって。
まだまだ、たくさん捨てますよ。
お父さんが庭に植えた木も
大きくなり過ぎちゃうから
切っちゃいますよ。
お母さんの好きだったミシンも捨てちゃいますよ。
お母さん得意の編み物道具も捨てちゃいますよ。
みんなみんな捨てちゃいます。
自分の古いものも捨てました。
まだまだ捨てます。
自分と夢は残しますよ。
すっきりとして
楽しんで生きていきますよ。
まだ、もう少し
見守っててくださいね。
今までそばにいてくれたモノたち
さようなら、
今まで、本当にありがとう。
お父さん
お母さん
ありがとう。
新しい年を迎えるのが
こんなに楽しい年末は
人生初めてかもしれない。
今まで いっぱい頑張って生きてきたから
自分をいっぱい愛することにします。
もう我慢もしないことにします。
楽しく
面白く
嬉しいことをして
生きていきます。
やり残したことが無いよって
言って死ねるように。
だってそのために生まれてきたんだもの。
太陽の光を浴びて
青空の下で
木漏れ日と優しい風の中で
ぼんやりしているだけで幸せ感じます。
ちっちゃなことでも
大きな幸せ感じます。
そうやって生きていけば
何も心配することはありません。
守られているのを感じるから。
自分でさえいれば大丈夫って
思えるから。
新しい年が楽しみだなぁ〜
今までの全てにさようなら
ありがとう
新しい素敵な未来
こんにちは!