桂林-前編 米粉と鍾乳洞
24年5月、桂林(グイリン)へ行ってきました。
桂林は山と川の景色がとても有名なところで、水墨画の風景は中国の20元札の絵柄にもなっています。(20元=約400円))
同僚はドラゴンボール初期の景色だ、と言っていましたが、たしかに同年代にはその表現が刺さるかも。
広州から桂林は新幹線で2時間半ほど。とても近くて便利です。ネックは、連休中の新幹線予約がめちゃんこ大変なところ。これはマジ。
連休前後の予約は2週間前から可能になるため、開始時間に合わせてダダダダーっ!!と作業をする必要があります。
入力が完了してもすぐに予約OK、となるわけではなく「予約成功率15%」というような確率が表示されるので、往復ともに5つぐらいの列車を同時に予約しました。
日にちが迫ってからのキャンセル料は5%程度かかりますが、そこは必要経費と割り切る。費用は前払いとなり、一時的とはいえある程度の現金が飛ぶのでキャッシュフローには注意が必要です。
結果的には、往路は出発の5日ほど前に、復路はギリギリ前日に予約が成立しました。(もし帰りの予約が取れなければ延泊してDIDI乗り継ぎしてでも力技で帰ろうと思ってた)
中国の新幹線は快適なので2時間半はあっという間。妻と娘はいつものように爆睡。本当によく寝るペアです。
息子は景色を眺めたりスマホゲームをしたりと、自分なりに旅を味わっている様子でした。
桂林北駅に着いてホームを降りると見知った日本人家族がチラホラ。たまたま日本人ツアーと同じ日程だったようで、旅先で知り合いに会うと妙にテンションが上がります。
タクシーで30分ほど走り、ホテルにチェックイン。ホテルの部屋は、すこし奮発して滑り台付き2段ベットのある部屋にしました。
7歳の娘は大喜びで、ここに住むことを宣言。今年10歳になる息子も楽しそうに遊んでいましたが、そろそろこういう風に喜んでくれる機会も減るのかなぁと、勝手にセンチな気持ちになります。
部屋から出たがらない子どもたちを説得し昼食へ。ネットで調べたドローカルな食堂に入って、桂林米粉(ビーフン)を注文するとなかなか個性的な麺が出てきました。
わわ、激ウマ。日本には絶対にない面白い味つけ。少しすっぱくてしょっぱくて、それでいてしっかりお出汁感がある。パクチーが苦手な人はダメかもしれませんが、アジア料理に抵抗がない人には是非とも食べて欲しいです。飛びます。
桂林米粉を食べた後は、観光街をブラブラしながら屋台料理の食べ歩きを楽しむ。ラジコンが激安だったので、2台買ってみました。(たしか1台350円くらい)
ラジコンを抱えながら、次は鍾乳洞に向かいます。鍾乳洞に着くと、駅でみかけた日本人家族の姿を発見。
実はホテルチェックインの後にも出くわしており、本日3度目の遭遇。桂林の観光地はお決まりコースなので、よくコンニチワすることが分かりました。
鍾乳洞のスケールは日本とはケタ違い。ここを見てしまうと、今後、鍾乳洞では感動できなくなる可能性があります。そういう覚悟で行ってください。
鍾乳洞を堪能した後は、一旦ホテルに戻って小休憩。ラジコンに入れる乾電池とプラスドライバーを探しがてら、妻と二人でホテル近辺を散歩します。親切な中国人たちのおかげで無事にラジコン起動。思ったよりも軽快に走る走る。二段ベットを秘密基地にして、滑り台すべって、ラジコン走らせて、楽しい部屋になりました。
夜は同僚に教えてもらっていた桂林料理のレストランチェーンで食事。どれも美味しかったけれど、一皿の量が多すぎた。色々食べたいのに食べられないジレンマ。
お会計している間に、レストラン情報をくれた同僚とバッタリ遭遇する。複数ある店舗の中で時間帯までもマッチングするという偶然にこれまたテンションが上がる。
翌日は、桂林旅行のメインイベント川下り。