九条の大罪9【読書感想文】
ネタバレなしで書きます。
前巻九条の大罪8で半グレとヤクザの諍いに重要参考人としてガッチリ巻き込まれる九条先生
プロ弁護士のプライドとして職務上の守秘義務を遵守する傍ら、拷問写真を見せつけられヤクザの若頭・京極から身の危険を迫られてしまいます。
この拷問写真とそのストーリーは激烈な表現です。
グロ注意。
マンガ上の暴力表現が事実を描写しているかどうかは普通のサラリーマンのゆとりウサギ(自分)には一切見当がつきません。
前作・闇金ウシジマくんからファンなら想像つくと思いますが、闇金ウシジマくんも終盤はヤクザ絡みで凄惨な表現が多用されています。
地下室を埋め尽くすプラスチック爆弾地獄とか。
今作九条の大罪9では拷問シーンで闇金ウシジマくんよりも苛烈な表現がされていて驚いています。
雑誌インタビューかYouTubeか、作者の真鍋先生がアウトロー側からの表現・ストーリーに限界を感じていたから表の世界の弁護士を主人公にして世界を切り替えたと言っていたのだけど。。。
“真鍋み”が澱みない1冊に出来上がっています。
マンガとしては最高におもしろかった。
九条の大罪10は年末12月の発売という事で2か月待つのが待ち遠しい。
途中からストーリーに入り込むのは少々難易度の高いマンガだと思いますが、第1巻近辺は多少なりマイルドですので未経験者の方は可能であれば最初から読んで頂くのがベターです。
ファンの方の期待を裏切らない1冊となってます。
宜しくお楽しみ下さい。