カッコいいとは何なのか?:儚い男の美学
仕事柄、「紅の豚」の予告動画を観ていた(仕事上、サボってはいない)。最後に物語のキャッチコピーが浮かび上がる。
「カッコいいとはこういうことさ」
さて、僕はどれだけカッコいい男になれるのだろうか?
どちらかというと、いつも空回りしがら、変にデータ解析だと維持を張って、鼻高々と暮らしている。
20代のくせに生意気な!と正直自分でも薄々気づきながら生きている。
でも、それを手放すと自分に何の価値もないことを知っているので、仕方なく胸を張って生きている。
「紅の豚」のポルコはその辺、自由に自分らしく生きている。
しかし、時々、自分の本当の心情を隠す。
それは儚さだったり、弱さであったり。
「もののあはれ」とはこういうことを指すのだろう。
詳しいことは岡田斗司夫先生が熱弁して解説しているので、
そちらをご覧ください。
とはいえ、自分の人生設計どうしようかなーと悩み続けている。
作家になりたかったはずが、いつの間にか無形商材ばかりを扱っている。アナログよりデジタルだし。もう一回作家に戻りたいと願っていたけど、やっぱり今の段階ではそれも難しそうだ。
何かを作りたいが、それにはそれなりの覚悟がいるようだ。
クリエイターの仕事がしたいが、その時間が取れない日も多くなってきた。
覚悟を決めるか・・・
ってずーっと悩んでいる。
一方で、ポルコの生き方は開き直っている。
絶望を見出しても、それを気づかないフリをして生きていくのだろう。
しかし、その悲しい背中にどこか男のロマンを感じる。
カッコいいとは本当に何なのだろうか?
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