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リヒター展とキューライス「よるのえ」展のレビュー
週末にリヒター展とパルコで開催されていたキューライスの展覧会に行ってきた!
ゲルハルト・リヒター、多分ドイツ語で発音するとゲーハート・リヒター!
リヒターといえば厳しい顔つきで制作するその様はまさに匠である。
リヒターの作品の特徴といえば、出身のドイツを感じさせるクラフトマンシップが随所に見られ、アートとプロダクションの間といった精巧さを感じさせる。
また生まれた時代に影響されたのか、それとも国籍の所以による文化に影響されたのか、バウハウスデザインやベンヤミン的な芸術思想が作品から感じ取ることができる。
加えて特筆すべきは彼の芸術概念の幅の広さである。
写真家とも言えるし、画家でもあるし、彫刻家とも造形師とも言える。
この概念を近代芸術作家と言うと何故か落ち着く。
90歳を迎えた巨匠のアートを十数年ぶりに触れる良い機会だ!
国立近代美術館で開催中です!
一方、キューライスのよるのえ展もまた変わり種である!
キューライスの作品が薄暗い展示会場に飾られている。それをペンライトで光を当てて見る。
思わずクスっと笑ってしまう。
素晴らしいUXだ!
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ちなみに会場の最後の物販では、クリームソーダが飲める!
展示されている作品とタイアップしている。
この一貫したコンセプトは感嘆する思いだ!
渋谷パルコで開催されていた。
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