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歴史漫画を読む
「ゆげ塾のマンガ 構造がわかる世界史」という漫画を図書館で借りて読みました。2014年に刊行された本なので、内容は古いかもしれません。
「ゆげ塾」というのは東京池袋にある世界史専門塾のようです。世界史だけの塾があるのだとビックリです。
歴史を最後に本格的に勉強したのは、遠い昔の大学受験のことです。それも世界史だけでした。それ以来そこまで関心が及ばなかったのです。
しかし、昨今の世界情勢が芳しくない状況などをニュースで見聞きすることが増えました。戦争や、移民問題など今起こっている事実は知ることが出来ます。でも、どうしてそんなことが起こっているのかまで考えることはありませんでした。一方的に今のニュースを見て、あの国は「ひどい国だ」と思っていただけでした。
そんな時に、池上彰さんと、渋谷教育学園幕張中学高等学校の生徒たちに行った授業をもとに構成された本を読みました。
「池上彰の世界の見方―ロシア‐新帝国主義への野望」
その本を読んでいくことで、一方的にその国を「悪い国」と考えるのではなく、彼らが彼らはどうしてこのような路線へと走っていったのかという背景を学ぶことの大切さについて知ることが出来ました。
この本をきっかけに歴史のことをもっと知りたいと思うようになりました。
いま中東で起こっている争いも歴史をたどれば根が深いところにあることを
冒頭で挙げたマンガで知ることが出来ました。
年のせいにするのも何ですが、長くて細かい文字の本を読むことが段々難しいと感じることが増えました。そのため、マンガだったり、子ども向け、青少年向けの教材は今の私におあつらえ向きです。
冒頭に挙げた「ゆげ塾」ですが、YOUTUBEでも授業を見ることが出来るようです。YOUTUBEには歴史に関するものもたくさんあります。今は無料で学ぶ教材がこんなに充実しているのだと思うと、改めてお金をかけずに学ぶには良い時代です。