Dinolingo(子供向け語学学習教材)について

ペンシルママです!ペンシルママは娘が1歳の時、Dinolingoという教材を購入しました。購入した言語はフランス語です。この中にはDVDとポスター、シール、絵本、フラッシュカードが入っていました。

まずポスターを部屋中に貼り付けました。かわいらしい恐竜のポスターでそれぞれ子供に親しみのある絵が描かれています。そして単語が書かれています。フランスの国旗のポスターもありましたので、それは壁の一番上に貼りました。まだ1歳だったということで、毎日10~15分くらい見せていたでしょうか。シンプルな動画であまり深いストーリー性はないので、小さな子どもにも残りやすい内容だと思いました。「Salut!」「Bonjour!]といった挨拶から始まり、それぞれ単語ベースでアニメの恐竜たちが言葉を発します。

DVDは最初はよく見ていましたが、段々と退屈してしまったようで、あまり見なくなってしまいました。むしろ壁のポスターの方がよく見ていました。それは自分のよくいる空間に、ポスターに描かれているものと同じ種類のものがあるからでしょう。部屋のものを指さして、ポスターを見て、「う~う~」と言葉を発していました。

フラッシュカードも実践してみましたが、なかなか娘の集中力も続かず、すぐに他のものに興味を示してしまいました。これはある程度年齢になってからでないと効果的ではないのかも。結局母親の私が単語を一通り覚えたということ以外は特に効果は実感できませんでした。

それでも娘がいくつかフランス語の単語を発するようになったときは喜びものでしたが、親がフランス語で会話する訳ではなので、単語以上の言葉は出るはずもなく、単語を発したというレベルで落ち着き、娘のフランス語学習は幕を閉じました。

ペンシルママは娘と同時期にフランス語の学習参考書を買って勉強を始めていたのですが、文法にはかなり苦戦しました。しかし、Dinolingoのおかげでたくさんの単語を覚えられたましたし、簡単な会話文などもそれなりに頭に入りましたし、何となくのフランス語の型みたいなものを知ることが出来たという点ではペンシルママにはメリットはありました。

娘の語学習得という点では意味はなかったと言わざるを得ませんが、日本という環境でフランス語を話す機会も全くない中、DVDを見せたりしただけでは難しいと思います。これは自身が新しい語学を学習した中で体感したことです。子どもの耳は良いからという理由だけで、DVD学習は効果があるのか疑問です。ヨーロッパに在住していて、幼稚園でも街中でもフランス語をちらちら聞くし話すし、お友達がフランス人で・・といったケースなら違ったかもしれませんが、日本でそんなケースはそうそうないでしょう。やはり語学は周りの環境も大事だと思います。

そんな日本でどう外国語を習得していくかは、答えがあるようでないような曖昧なもので、週1回英会話に通っているから、DVDを見せているから大丈夫とかそんな単純なものではありません。週1回で英語がぺらぺらになるわけがないのは、英会話に通った経験のある人であれば誰でも知っているでしょう。そして大人であれば必要を迫られて自発的に学習することもできるあるでしょうが、小さな子どもが自発的に学習するのはとても難しいです。より興味を持つ何か、自発的に聞き入る何かが求められるように思います。それがその言語を話す先生やお友達との会話であれば1番良いのですが。日本人でインターに入学させるのはそういった目的なのでしょう。その環境がない場合、子どもに興味を持たせるきっかけの一つがタブレット学習かもしれません。

最近調べたところ、Dinoingoはタブレット学習もあるようです。ペンシルママは現在Duolingo(すごく似てますね(;^_^A)でフランス語とスペイン語を学習していますが、Duolingoは、子どもの語学学習にも良いのではないかと思います。むしろ受動的に長くDVDをみるよりも、毎日短い時間でもタブレットで能動的に学習した方が効果的だと思います。アニメーションや音声を見たり聞いたりして、状況を知ろうとする。自発的に聞き入る状況になるからです。クイズ形式というのも子どもが好きなものです。

Dinolingoのタブレット学習も体験ができるようなので、こちらのレビューもいつか書きたいと思います。

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