バニラな毎日
こんにちは。bomです。
昨日は体調を崩していましたが、
今日は頑張って朝起きて30分歩いて予約していた鍼に行ったら、
自分の体調の悪さやままならなさと共存しながら生きている感覚が出てきて
なんだか自分に自信を持てています。
今はネットで見かけて気になっていた
Denny''sとpâtisserie Sadaharu AOKI parisコラボの
あまおうピスタチオのマカロンサンデーを食べに
デニーズに来ています。
ついでにACTの価値フォームを使って、
1カ月ほど寝かせていたゴール設定と行動レベルに分けることをしていました。
わたしは今の生活の中で理想と現実に乖離があるものの中から重点的に、健康・キャリア・親密な対人関係について、ACTを使って考えて見ています。
ただ、親密な対人関係のところはしんどい、しんどい、また次に持ち越しです。
今日はそんなことより、
わたしが最近心から癒されて力をもらっているドラマを紹介したいと思います。
それはNHKで平日月〜木の夜10:45〜15分放送されているバニラな毎日です。
主演は蓮佛美沙子で他に永作博美、木戸大聖が出演しています。なんといっても蓮佛美沙子って、とても良いお芝居をすると思っていて、見る作品見る作品、彼女の芯の強さみたいなものを感じます。
原作は賀十つばささんのバニラな毎日、バニラなバカンスだそうです。まだこちらは読めてませんが、全8週のドラマを見終わってから読もうと計画しています。
わたしが最初見始めたときは、
家族が2週間分くらい録画を溜めていて
それを一緒に消費したときでした。
どんな物語か全く知らなかったけれど、画に引き込まれて見ていました。
原作は大阪が舞台ではないということですが、ドラマでは大阪が舞台になってます。
個人的には、NHK BSプレミアムで2013年に公開されて真夜中のパン屋さんのような雰囲気、香りもしたんですよね。このドラマもとても癒されるドラマでした。
何も下情報がなく見た私は、
また主人公演じる蓮佛美沙子が北浜や大阪の街を自転車で橋を渡る描写が
なんとも自分が神戸に住んでいる時に
梅田に遊びに行って眺める、街に憧れていたり、夢を見たりしていた景色のように見えたんです。はじめはそれらを直視しないようなに自転車に乗りながらも振り返らない彼女が、徐々に景色を味わうようになっていったのがとても印象的でした。
そして心の中の張り詰めた糸が何かの拍子で触れて、
瞬時に怒りと他者に取られるような言動や行動を取ってしまうこと。他者との交われなさ。良いところもあるのにどんどん悪いところが強化されてしまうような負の循環。そんなような主人公に虜になりました。
その中で
ひょんなことから永作博美とお菓子教室をすることになり、お菓子教室の生徒さんへのお菓子作りではなく、お菓子作りマインドフルネス、セラピーとも言える時間を共有することで、どんどん主人公も変わっていく。
そして見ている私自身もそのセラピーを追体験でき、癒されるとともに力を取り戻すような感覚を味わいました。
公式ホームページのインタビューからも、出演者及びスタッフのこのドラマへの愛を感じます。
インターネットで公開されているこの作品に関する他の記事もとても癒されます。
人生の中で自分の今を生きることのままならなさを感じることは誰にでもあって、
でも自分ひとりではそれと対峙することができなかったり、いざ対峙しても不安や恐怖に襲われてままならなさ以上の深い傷をおっていることに気づいたり、
ままならなさは対したことがないと思っていたのに何か進めようとするたびにそれが喉に刺さった小骨がいつもあるように痛んだり昔捻挫した場所がその都度痛くなるように進めることができない、
深い傷や古傷を見ないようにするために虚勢を張って見たりもする。
でもそれでは自分の人生は歩めない。それはわかってるけど、どうしたら良いんだ。という時に、伴走してくれる人や応援してくれる人、自分に力をくれるお菓子、自分が熱く抱いている夢たちはどこまでも自分を癒して力を再び与えてくれるなと感じる。
そんなことをドラマを通して目にする事ができて、
この寒い季節にとても暖かい作品に出会えて幸せです。
今後の展開も気になりますが、あと2週間楽しみにして過ごそうと思います。
ぜひ、見逃し配信もあるので見てみてください。