路上喫煙を本気でなくすためには②

先日投稿した路上喫煙について、別の対応策を考えてみた。

2.喫煙そのものを違法にする

世界的に見ても、日本の喫煙が問題視されているのならば、
いっそのこと「喫煙そのものを違法とする」という考えである。
これはかなり極端な考え方であるので、実現はかなり難しい。
喫煙者からすれば、明日から急に犯罪者になると言われているようなもの。
そのためなかなか実現が難しい対策であるが、ひとまず考えてみる。

喫煙が違法になれば、
コンビニ前の灰皿、駅前の喫煙所等がすべて撤去となる。
また、たばこそのものが消えることになるので、
喫煙所付近の嫌なにおいや副流煙などの壁の黄ばみもなくなる。

クリーンな街を作るならばかなりいいことだろう。


では、喫煙が違法になった場合のデメリットは何なのか。

まず1点目に、灰皿・喫煙所の撤去が必要である。
全国のいたるところに、灰皿・喫煙所が設置されているので、
撤去にはかなりのお金がかかると予想される。
灰皿であれば、撤去した後の処分はどうすればよいのか。
喫煙所であれば、中の灰皿撤去後の清掃。
パッと考えるだけでも、かなりのお金がかかると考える。

ではそのお金はだれが負担するのか。
国が負担するのか、都道府県が負担するのか、市町村が負担するのか、
それとも事業主が負担するのか。
かなりもめると考えられる。


2点目に、たばこがなくなると儲からない事業が出る。
最近出始めた電子タバコはもちろん、個人用の灰皿、ライター、
禁煙グッズ等多くのものが使われなくなる。
もちろんその製品が買われなくなるので、その分お金が回らなくなる。
これだけで一概には言えないが流通という意味では痛手だ。


最後に税収が減ることだ。
タバコの減価は135円くらい。今のタバコはほとんどが税金だ。
タバコ外販になればその分の税収が減る。
そうなれば、税収を補おうと新たな増税が課されるだろう。


まとめてみるとこのプランを考えたが、
実現が難しく、リスクに対する成果があまり得られない
コストパフォーマンスが低い政策となりそうだ。


また、違う方法を探してみるとします...。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?