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感情との付き合い方を学んだ 【再掲載】

2019/09/12 22:17 初投稿

の続きです。


17歳で母が他界 その後、四半世紀あまりで感じた母が亡くなったからこそ”良かったこと”をシリーズでお伝えしています。

第13回 感情との付き合い方を学んだ

感情とは、コントロールするのが難しいものです。特にマイナスに働く感情がコントロール不能になってしまうと暴走して精神が病んでしまうことも。

母が亡くなり、驚きや衝撃、悲しみ、苦しみ、さみしさ、孤独感、不安、怒り、悔しさなどの感情と向き合ってきて分かったことがあります。今回は、そんなマイナスな感情との付き合い方をご紹介します。

マイナスに働く感情はたくさんありますよね。突然の出来事に驚いたりするような、瞬発的な事もあるでしょうし、長年の苦しみのように継続的なこともあると思います。

いろいろなパターンがあっても、私のマイナス感情との付き合い方はいたってシンプルです。感情コントロールに困っている方は、ぜひお試し下さい。

私がたどり着いた、方法はたったの4ステップ

①選択

感情から開放されたいか、感情を大切にしたいかを直感で決める。

②分類

『悲しい』『苦しい』など感情を分類する。自分でピッタリくるような造語などをつくってみるのも良い。ワインのテイスティングのようなつもりで、その感情の名前と、感情がマッチングしているのかをよく確かめる。

③理由付け

直感で選択した感情の選択に、なぜ開放されたいのか、なぜ大切にするかの理由を付ける

④承認

感情から開放されたい場合は、
その感情にじっくり付き合う。急ぐことはしない。

感情を大切にしたい場合は、
感謝とさようならの儀式を行う。


例えば、母を亡くした『悲しみ』と言う感情を抱いていたとします。


開放されたい場合

①選択
 『一刻も早く抜けだしたい』

②分類
 『そこに居てくれない、寂しさからくる悲しみ』

③理由付け
 『苦しくて辛いから、もう耐えられない』

④承認
一刻も早く抜けだしたいと思って居る時ほど、感情の最中にいる。感情の渦の中に居ることが辛いと言うこと。悲しみそのものは、良くも悪くもなく、しっかりと悲しみを感じて行くことが、結果的に悲しみの暴走をコントロールすることに繋がる。感情を表現できる事を考える。


大切にしたい場合

①選択
 『悲しみを大切にしたい』

②分類
 『そこに居てくれない、寂しさからくる悲しみ』

③理由付け
 『私が悲しむことを止めてしまったら、母がうかばれない』

④承認
感情を大切にしたい場合は、もうその感情を手放す時が来たのだと認識し、名前の付いた感情の理由とともに感謝する。しっかり感謝して、さようならの儀式(※例えば、紙に書いて破って捨てる)をしてけじめをつける。


※『母がそこに居てくれない寂しさは変わらないけれど、悲しむ事を大切にすることは、私が悲しみを手放す勇気が持てなかっただけでした。悲しみよ、私を守ってくれてありがとう。さようなら』

と紙に書いて、ありがとう。ビリビリグシャグシャポイ。


おもしろい事に、直感的にマイナスを捨てたい開放されたいと思う時ほど、感情は手放せないものです。なので、手放そう開放しようとすればするほどもがき苦しみます。そんなときこそ、感情を大切にじっくりとマイナス感情を受け入れてあげると、不思議と落ち着きます。そして、感情が引き起こされる理由や原因などをまた別の形で紐解いていきます。(そのやり方については、次回ご紹介します。)


逆に、マイナス感情を大切にしたいと思っている時ほど、その感情にある種の『おいしさ』や『都合の良さ』を感じています。言い訳もどんどん出てきます。言い訳に対しても受け入れて、認めてあげて、感謝する事ができれば、すんなりとさようならできます。そして、マイナス感情で自分を守っていたことが、客観的に見てとても非合理的であった事や、疲れる事だった。バカバカしかった。などと考えられるようになり、感情との付き合いは終了するのです。


母よ
あなたのおかげで
ずいぶん感情の事がわかるようになりました
ありがとう
とても気楽に生きられるようになりました

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