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2025年、風邪とともにスタート

あけましておめでとうございます。

夏に、特段新作でも何でもない映画のレビューをちょろりと出して以来、沈黙を貫いてしまいました。

実はこの沈黙、理由とか、まったく無くてですね。
別に仕事が忙しくなったわけでもなく、何か新しい趣味が出来たわけでもなく、他のことに時間を使う必要があったわけでもなく、とはいえモチベが失われたわけでもなく……

「なんか記事のネタないかなー」と思いつつボケ~っとしてたら、半年近く経ってしまったのです。

これは、恐ろしいことです。
光陰矢の如し。
歳月人を待たず。
この空白期間、至極穏やかに、かつハイスピードに、過ぎたのでした。
振り返っていまさら驚愕しています。



年末年始といえば?

さて、他人事な前書きはいい加減で切り上げ、本題に入ります。



メッチャ風邪ひきました。
年末年始といえば、そう、風邪です。


久々に、長期間ずっと体調が悪かったっす。
まあほとんど快復したんですけども、まだ若干咳が出たり鼻が詰まってたりと不調が消えず……

年明け最初の勤務が月曜ということでダウナーな気持ちが未だ晴れない皆さん、そもそも正月が休みではなかったから平常運転な皆さん、大晦日から1/6までずっとぶっ倒れていた僕の話でも読んで、気晴らしにしてください。


経過

昨年はクリスマスが平日でしたね。平日だとクリスマスに余計な気を揉まなくてイイですね。まあなんか、心なしか、有休とか振休の人が目立った気はしましたけど。
僕は年末ズンドコ働いていました。何なら28日(土)まで労働していました。笑顔。
それで仕事を納めて(あるある:納まっていない)、「今度の年末年始は長めだぜ~」なんて思いながら年末をゆったり過ごす準備をしていました。
家でゲームばかりするつもりだったので、足元ヒーターを購入。ホントはストーブとかがいいんですけど、我が家にはガス栓が無く……
でもこれ、なかなか良いですよ!愛用しています。

こういうのを買いました(参考画像:出典はこちら

自分へのクリスマスプレゼントとしてこのヒーターを買い、ニコニコウキウキで足を加熱しながら積みゲーをせっせと消化していました。
「う~~~~ん、ゲームもちょこっと飽きてきたし(28夜・29と30終日ずっとゲームし続けてこの発言)、アマプラとかネトフリで映画観ちゃおっかな~」
と思っていたら、
なんか、異変。

なんだか妙に寒気がするんですよね。

買いたてのヒーターで足は火傷しそうなくらい熱いのに、どうにも背筋がぞわぞわ。

これもしかして悪寒ってやつですか?

なんて嫌な予感とともに『シークレット・レベル』を観つつ「『SIFU』おもしろそうだな、買おうかな」と思っていたのですが……
そんな意欲も搔き消えてしまうくらい、すごく眠い。
もうとにかく、眠たいのです。というか、なんか接続の悪いモニターみたいに、プツプツと意識が途切れる。
「引きこもりすぎて(?)疲れちゃったのかな」と的外れな分析をして、まだ21時前でしたが就寝。僕はあまり寝つきが良いほうではありませんけど、このときはストンと寝ました。

んで、翌朝。大晦日の朝8時。


喉、超痛い。

完全に風邪ひいてしまいましたね。ここまできたら、認めざるを得ない。

正確には、上咽頭。
鼻の奥、喉の上。ここがヒリヒリ焼けるように痛い。

久々で実家に顔を出そうと思っていましたが、あえなく断念。大人しく療養することにしました。
三が日なんてどうせ家でだらだら過ごすつもりだったけど、こうして外出の選択肢が不本意に潰されると、それはそれで無念だよな……などと思っているうちにあれよあれよと時は経ち、7日の仕事始め、まだ完治せず。
そして本日は成人の日、午前だけお仕事してきました。どうにもまだ咳と声がれと鼻炎が残る。仕事しんどい~。
恐ろしいです病気ってのは。皆さんも「たかが風邪」などと見くびらずにしっかり初期対応してくださいね。


私にとっての風邪とは ←?

僕は、子どものころから結構頻繁に体調を崩していました。水泳をやっていたし基礎体力はそれなりにあったんですが、それはそれとしてウイルスや細菌にはしばしば敗北していましたね。

不調のステップはだいたいいつも同じで、
「なんかぞわぞわする→上咽頭が痛くなる→悪寒・だるさ・吐き気など諸症状が出てくる→持ち直すも代わりに咳が出るようになる→元気だがちょい咳が残る→完治」
って感じです。
あんまり熱は出ない。鼻水もそんなに。でもずっと鼻は詰まってる(けど空気は通る)。
しんどい期間はせいぜい2-3日で、わりとすぐ治って至極元気、というのがこれまでのパターンだったのですけど、今回は悪寒とだるさが1週間つづいたので超絶きつかったです。

昔は風邪をひいちゃったが最後、もう全てを諦め、ネガティブな気持ちで横になり快癒を待つのみだったのですが、大人になってからようやく「このしんどい症状はどうにかならないか」とあれこれ試行錯誤するようになりまして、いくつかは成果を感じています。
というわけで、この記事ではそれについてつらつら書いていければと思います。
あくまで僕の症状なので、皆さんにはしっくりこないところがあるかもしれません。ご参考までにどうぞ。

自己流、風邪対策など

①上咽頭の痛みと、それにまつわる過去
そんなに深刻なテンションで話すつもりは無いのですけど、僕の実家は風邪に対して結構シビアでした。
「しっかり体調管理をしていれば罹らない、罹ってしまったらつべこべ言わず可及的速やかに治す、体調不良は自己責任
という方針で、クラスメイトとかの「風邪ひくとデザートとかくれる」「ママがいつもより優しい」「お医者さんの帰りになにか買ってくれる」などの体験談にビックリした記憶があります。
我が家は、罹患を申し出ると
「えー風邪? どうすんの、もぉ~」
という心底めんどくさそうな返事が来がちだったし、もちろん病院なんか行かないし、臥せっているところに不定期で「まだ治んないの」的な苦情を出される……という「言わないほうがマシ」な流れが一般的だったので、小学校高学年くらいから「ちょっと違和感があるかも」くらいなら黙って耐える、というムーブになっていたので、そういう意味では根性が身に着いたかもしれませんね。

いきなりの自分語り、すみません。
そんで何が言いたいのかというと、
「『上咽頭』という的確な部位指定に、大人になるまで辿り着くことができなかった」
のですよ、僕。
上述のいきさつもあって風邪くらいじゃ医者に行かないから、上咽頭という概念も当然知らないティーネージャー時代、
「喉が痛い」
という、絶妙にズレた愁訴しかできなかったんですよね。それ以上「喉の上の……鼻の奥の……」とかムニャムニャ言っても「わかんない」などと打ち切られてしまうだけでしたし。
んで、なんとか頼んで龍角散とかもらって、
「いやこれ痛いところには届いてないんよな……」
すっきりしない思いを抱えながら飴をペロペロしていたわけです。

なかなか難しいんですよ、上咽頭。
うがいしても水が届かないし。
なんかフレディ・マーキュリーくらい仰け反ってうがいすると、ちょちょい、と水が当たるときもあるんですけど、まあそれじゃ無意味でしょうね。

なかなかおもしろかったです(公式HP


そんな上咽頭と喉の区別もできていない僕に転機を与えてくれたのは、
小林製薬でした。

あっ!


ちょうど、高校を卒業したくらいの時期だったかと思います。
ハナノアのCMを見たんですよ。
そのときは確か「花粉対策に~」みたいなテイストで宣伝していて、頭を縦に割った断面図のCGを使い「鼻から洗浄液を入れて汚れを洗い流し、口まで落として吐き出す」ということを説明していました。
僕は生来花粉症とは無縁でなんとかやってこれているんですが、この図解を見て
「むむ!」
ピンと来た
んですよね。
僕が口では喉と言いつつ内心は喉ではないと思っていたところ、つまり上咽頭に、ダイレクトに水が当たっている。
僕が洗いたいと思っているまさにその部分を、このハナノアという製品は洗っている。

あ、これや。

すぐ買いに行きました。貯めてたお年玉で買いました。
で、すぐ試しました。全然元気で風邪でも何でもないけど、いてもたってもいられない。

いやー、あの時の感動ったら。

「こ、こ、、、、、こ、、、、、、、
これだぁ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」

誇張でなく、泣きました。
洗浄液が目に行ったわけじゃないと思います。

僕がずっと、うがいでここをガラガラできたらなーと思っていた、ドンピシャのところを、水がスーと通り抜けてゆく。

これをもっと早く知っていれば……
それはそれは悔やみました。
人生に後悔は数ありますし、今後も増えてゆくことでしょうが、ハナノアを知らずにいたことは終生上位に入り続けるはずです。

長くなったんですけど、そういうわけで、「上咽頭が痛いときは、鼻うがい」です。これは大変にオススメです。

注意点としては、当たり前っちゃそうですが風邪のときは鼻の中が腫れているので、元気な時より水が通りにくいです。というか、通らないかも。
僕は慣れているのでボトルを強く握って水圧を上げ押し込んでいますが、鼻うがいビギナー各位におかれましては、無理せず時間をかけて丁寧に少量ずつ流しましょう。ミスると中耳炎になるらしいですし。

ちょっとだいぶ汚い話をしてしまうんですけど、体調が悪いときに鼻うがいをすると、かなり大きい膿の塊がドバンとでてきたりして、なかなかびっくりします。普段は特に何もなく水が通り抜けるだけですので、「あ~やっぱ風邪引いてるんだな」などと呑気に実感しますね。

あとは、同好の士(?)各位がよくおっしゃることとして「鼻の中に水が残る」というのがあって、鼻うがいをした後に横になったり下を向いたりすると、ジョロロっと水が出てくるんですよね。
耳に水が入ったときみたいに「詰まってるな~」などの感覚は無くて、なんというかイメージとしては鼻血に近いです。不随意に突然出てきちゃう感じ。
僕は素人なので耳鼻咽喉科についてなにもわからないのですけど、どうやら鼻の中は単なる喉へ続くだけの管ではなく多数に枝分かれしており、副鼻腔という空間に繋がっているのだそうです。
副鼻腔は頬や額などいろいろな箇所の近辺にあり、さきほど症状として申し上げた「鼻が詰まっている感じだけど空気は通る」というのは、まさにこの副鼻腔が腫れているらしいのです。
んで、鼻うがいをすると、洗浄液はこの副鼻腔にも入ると。副鼻腔の洗浄自体は結構なことですが、ここは空間でしかないので、入った水をすぐに出せない。鼻をかんでもするりとは出ない。ので、頭の角度を変えた拍子に排出される、らしいです。

今はハナノアシャワーってのを使っていて、「鼻から出す」という指示をガン無視して口から排出しています


②咳が出る
いきなり①が長文になってしまってすみません。
ここから修正を図ります。
さて、件の上咽頭が軽快してくると、今度は喉が不調になるんですよね。
咳が出るようになり、痰も絡む。
体調はもう良くなっているので元気ではあるんですが、なにしろ咳をするから外出しにくい。おしゃべりもできないし、つらいというか不便ですね。

対策は、咳止めを飲み、水分を摂る。
それだけです。
咳止めは言わずもがな、水分も超重要です。痰は水を飲んで流していかないと、永久に喉の奥のほうでひっかかり続けている。感覚的にはあったかい飲み物のほうが効果出やすい気がしますね。
咳は長引くので、根気よく付き合っていくしかないかなと思います。たぶん症状の中では最も長期になるんですが、やれることがこのくらいしかない。
個人的にはあんまりのど飴の効果を感じられないのですけど、まあ無いよりはマシなんですかね。


③目の奥が痛い
なんかずっとどこかの奥の話しかしてない気がするんですが、これもそうです。
眼球を動かすと、目の奥に鈍痛が走る。とりわけ可動域限界に達したときですね。ズムム、と痛い。
この症状はどうやら副鼻腔の腫れとも連動している可能性があるようで、つまり僕は風邪を引くと毎回鼻炎を患ったうえ目の奥の神経まで悪くしているわけです。
これは単純に、痛み止めが効きます。ロキソニンとかイブプロフェンとか、まあなんでもいいと思います。
この症状、そんな飛び上がるほど痛いとかそういうレベルではないんですけど、とにかく不快なんですよね。いちいち響いて、こちらの行動を邪魔してくる。そういった意味では怪我に近い。体調不良と重なると、なかなかハードなわけです。


④悪寒
冬場の低温とは似て非なる、体の奥から冷えるような寒気が、風邪を引くとありますよね。また奥の話しちゃった。
実際冷えてるのかな……でも発熱してるしな……夏は「一旦エアコン止めよう」くらいでいいとして、冬は非常にしんどい。ちょっとトイレとかに立つと、嘘のように布団が冷え切っている。こっちもトイレしてる間に冷えちゃったから、布団がなかなか温まらない。冷たい布団でもぞもぞしていると、なんかどんどん体調が悪化していく、気がする。
対策は、やはり暖かくする、これに尽きます。
何年か前に電気毛布を買ったんですけど、とても良いですね。布団がすぐにほかほかで、もう暑いくらいです。
風邪に限らず、寒い時期の必需品になりました。電気代もそんなにかからないし、買ってよかったです。
あと、僕は風邪でもバンバン入浴します。熱いお風呂を沸かして、長めに入ります。それが実際に体に良いかどうかはわからないんですが、気分的にすっきりしますね。シャワーだけとかはやめたほうがいいかもしれない。


⑤発熱
風邪なのでもちろん熱も出ますけど、僕はほとんど対処をしないで過ごしています。せいぜい38℃いくかどうか、下げないとまずいってほどでもないので。僕の個人的な感覚に過ぎないんですけど、薬で解熱しても、なんか一抹の気分の悪さというか、体や頭が本調子じゃない感じというか、そういう不具合は全然良くならないんですよね。熱だけ下げてもしょうがないっていう。そういうのもあって僕自身は熱を出るに任せています。
快復の度合いを見る目的で、体温はこまめに測定してます。そんで、平熱に近づくと「治ってきたかな」みたいな。
もちろん40℃とか出て明らかに高熱でヤバい、というときは手を打ちます。まあ、そんなところまで行ったら解熱剤がどうとかいうよりまず医者に行きますね。
発熱といえばの熱さまシート、僕は夏場の暑いときに気分転換で使ったことくらいしかなくて、パッケージのイラストみたいに発熱対策として手を付けた記憶はありません。微熱も下げたほうがいいんでしょうかね?


⑥栄養補給
僕はあんまり「風邪のときに食べるもの」を決めていなくて、食べたいものを気にせず食べます。ラーメン、焼肉、ハンバーグ、カレー、なんでも果敢に(?)頂戴します。お菓子もドッカドッカ食べます。
まああんまり食欲出ないことが多いのですけど。
べつにポカリとかも飲まないですね。ふつうにお茶とかです。コーラも飲みます。
僕は体質的に酒がダメなので選択肢に最初から入っていませんが、お酒好きな方はどうなんでしょう?やはり治るまで控えたほうがいいんですかね。
あ、でも養命酒は飲んだことありますよ。いちおうお酒?お酒かお酒でないかと問われたら、お酒?
確かに、なんだか効き目があったような、そうでもないような、そんな記憶とも言えないほどの記憶があります。
ただひとつ養命酒でほとほと困ったのは説明書にある「1日3回飲め」という指導で、療養中はまだしも、平時の朝から飲酒なんてとてもできやしないよ~、と思いました。仕事あるし、車も乗れなくなっちゃうし……
でも普段から滋養強壮で飲むのにもとても良いらしいんですよ。そのためには、まずは朝からアルコールぶちかませるような生活を手に入れないと、ですね。
寝る前1杯でも多少は効能あるんでしょうかね。あったらいいな。


健康第一

つらつら盛り上がりも下がりもなく書きましたが、とにかく風邪は引かないに限ります。当たり前か。
ただ、この現代社会、まだまだ風邪を完全に滅ぼせるほどには進化していない。ですから不運にも病気をGETしてしまう可能性は日々まあまああるわけです。
体調を崩すと当然ネガティブになってしまいますけど、それでも「自分は風邪をひいたらコレをやる」という指針を持てていれば、幾分楽になるんじゃないかと思います。
いつ治るかな~、と塞ぎこみながら過ごすよりは、前向きになれると思います。

というわけで、健康に気を配ってやっていきましょう!


調子がよくないとき、なんとなくいつも飲んでいます


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