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本に関するアレコレ #1 オススメ本を聞かれることについて

皆さん、こんにちは。
takataroです。

読書を趣味とする中で、日々本に関して感じる様々な事を、思いつくままに書き綴っていきたいと思います。

今回の記事のテーマは「オススメ本を聞かれること」についてです。

本好き、読書好きなら、一度は聞かれ、戸惑う質問の代表格ではないでしょうか?
特に相手のことをあまり知らない場合は、より難問となります。

私の場合、この質問に慣れていなかった始めの頃は、回答にすごくまごついていました。

相手のことが、よくわからないしどうしよう。
多少のヒントがあったとしても、薦めた本が相手の好みに合わなかったらどうしよう。
などと少し悩んでいました。

しかしながら、似たような悩みを抱えかつそれに対処している人たちがいることを知り、だんだんと自分なりの対処法を見つけることができました。今ではそんなにまごつかなくなりました。

私が参考にした、似たような悩みを抱えた人たち。それは飲食業の人たちでした。

趣味で呑み歩くことが好きで、気に入るとその店にいつくことが多い私。よく店主の方とも会話をします。

その中でポロッと出てきた本音。
オススメは何ですかってよく聞かれるが、答えるのが難しい。

まさしく同じ悩みを抱えていました。

ある方は、
一見の方も多いので、こう聞かれた場合、相手の趣味嗜好がわからないから、提案しづらい。
何を薦めるべきか、結構真剣に悩んでしまう。

これも同じでした。

しかしそのような中でも、可能な限り質問して、相手が何を食べたい(あるいは飲みたい)のかを引き出そうとするという回答が多い気がします。

例えば、苦手なものはないか、あっさり/こってりしたものどちらがよいか、価格帯がどうかなどです。

なるほど、質問して相手の情報を引き出すことが大事なようです。

しかしながら、質問して情報を聞き出すのは時間がかかるものです。
そこまでの余裕がない場合、どうしたらよいのでしょうか?

また別の人は、はじめから旬のもの、その日食べて欲しいメニュー、そのお店の自慢のものを決めておいてそれを答えるとのこと。
その方は結構割り切った方で、質問するのも手間だから、オススメ聞かれたら予め用意していた回答をすぐに伝えるそうです。

予めオススメを決めておく、これも参考にできそうです。

以上のことから、私なりに導き出したオススメ本を聞かれた時の対処法は、
1. 相手に質問して基礎情報を聞き出す
  (オススメを考える時のヒントを探る)
2. 予めオススメを用意しておく
の二点になります。

個人的なスタンスとしては、極力1.を行うようにしています。その余裕がない場合は、2.を使って決め打ちでオススメを伝えます。

ちなみにですが、オススメ本を聞くこと、相手が困ることを弁えつつも、私は質問してしまいます。
これは、誠に自分勝手ながら、自らの読書の幅を広げるために聞きます。
どちらかというと、自分が読むジャンル以外の本を紹介してもらいたいので、純粋に忖度抜きで相手が好きな本を聞きます。(迷惑ですよね、でもつい…)

話少し脱線してしまいました。

要は自分なりに気づいたことは、先にあげた二点。
それから、聞く側は答える側ほど真剣ではない。
だから、正直思いついた作品名を言えばよい。
それがその当人にとって良かった/悪かったは知らないというスタンスをとる。
ということですかね。

なかなかそこまで割り切れていないけど…

皆さんはいかがでしょうか?
やっぱり、難しいですよね。

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