引きこもりというネコを脱ぎ捨てたら、いろいろと制御が効かなくなった件。⑥
最初に。たくさんのありがとうを!
スキを100回、ありがとうございます!
骨折日記にしてはかなり脱線しても続ける勇気を抱けるのは、みなさんのおかげです。本当にありがとうございます!
そして、光栄なことに、
「今、このnoterが面白い」選考担当|山門文治(やまかどぶんじ)|コトバテラス|note
再び、選考していただけました。
おっとりしているからか、反応が遅いからか(どっちもどっち)自分の記事が載っているところは見たことがないのですが、嬉しいです。
ありがとうございます!
13回目のリハビリの話。
前回の落ちこみを苔テラリウムで癒して? 図書館で焼け読して、どうにか気持ちを立て直してから挑んだ13回目のリハビリ。
日程が合わなかったため、いつもお願いしている先生ではなく、この病院専属の先生が施術していただいたのですが、
ん? んん?
同じ病院の理学療法士の先生なのに、施術方法が全く異なっていたため戸惑ってしまいました。
いつもの先生は、寡黙ですが、症状がでるところを徹底的に施術してから、次の段階へ進むタイプ。専属の先生は、対話重視で、施術しながら、日常でどのように動かせば楽になれるのか、ヒントをたくさん話してくださるタイプ。
おふたりを足して割ったぐらいが好みといえば失礼なのかもしれませんが、目指す先が同じでもその過程が天と地ほど違うと驚きで、新しい手法に慣れるまで大分かかってしまいました。
その間、はい、わかりました、やってみます、と頷いていたのですが、先生と一緒にいるときと、ひとりのときは全く動きが違うのです。
ちなみに、そのとき教えていただいた課題は。
ラジオ体操の深呼吸を最低各10回。ポイントは、胸をはるとき、両腕は斜め上にあげる(真上はまだ上がらないから)方法と、オードリー春日さんの「カスカスダンス」のようにヒジを曲げて斜め後ろに引く方法、偏ることなく同じ回数で、肩が痛くならない限り、たくさん行うこと。
身体の捻転を20回。右肩を下にして横向きの体勢をとってから、左手を前に真っ直ぐ投げ出してから、後ろを向くように手を持ち上げる。この方法だと自重が使えるとのこと。
のふたつと、日常生活の注意点として、モノを持ち上げるとき、肩や手を先に動かすのではなく、モノと手が触れあうまで上半身を動かしてから、連動するように肩と手を動かすことでしたが・・・・・・。
身体を中心から折りたたむようにと言われても、肋骨が前屈みにならないし。肩甲骨を後ろに引き寄せてと言われても、左右角度が明らかに違います。何度も、何日も繰り返せば出来るようになると信じて続けていますが、1ヶ月近くで成果は僅かです。
そのうえ、「これでも大分動くようになったんだよ」と聞かされ、今更ながらどれだけ固まっていたんだ私は・・・・・・ と呆然としながら病院を出たのでした。
盆石ってご存じですか?
ですが、今の私は、落ちこんで帰路についてしまう昔の私ではありません。
途中駅で乗り換えて、向かった先はとあるビルの一角。
「盆石教室」という掲示がある扉の先でした。
その盆石とはーーー。
白黒の写真や水墨画と同じように平面に描かれているのに、完成品を観るとそのまま浮き上がってきそうな迫力があります。でも、実際の大きさは一番長いところで60~90㎝しかなく、その繊細さと優雅さに驚かされます。
実は、何回かお話した苔テラリウムより前に、教室があることも知っていました。ただ、当時は同じ曜日を定期的にとれるシフトではなかったため断念してしまい、そのまま忘れるかと思った矢先。
「世界!ニッポン行きたい人応援団 |メディア テレ東プラス (tv-tokyo.co.jp) で取り上げられ、先ほど紹介した番組で気持ちが再燃したまでは良かったものの、コロナ禍の影響で教室自体がお休み中で、延長ふたたび・・・・・・。
燻っていた気持ちを爆発させたかのように入門したのが昨年の7月。時間は13:30~16:00と、たっぷり取ってあるはずが、静寂のなか無心にさじを動かし、息を詰めながら羽ほうきを払うと、瞬く間に終わりの時間になってしまうのです。
隣の机でお手本を描く先生は、さらさらと流れるように描かれるのに、私は何度もやり直してしまうため、ノロノロ運行。せめて他の方の迷惑にならないスピードを身につけるために頑張ります。
とりあえずの目標は、自分専用の道具が購入できるようになるまで継続すること。特定の鳥の羽を数種類使った道具は、力加減によってすぐにその羽を割ってしまうため、盆石歴を積んでからでないと購入できずにいます。なので、今は月に一回のお稽古でしか練習ができないため、歯がゆい思いをしているところです。
本当は、その手順なども紹介できればいいのでしょうが、講座ではその日のお手本をクリアするだけで精一杯なのでお許しください。
最後に。盆石の本を紹介
盆石に魅せられて | 幻冬舎ルネッサンス (gentosha-book.com)
は、圧倒される情景美で綴られていますので、興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか?
骨折日記なのに、前回と同じ本の話で終わってしまいましたが、つづく。
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