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優秀でなければ、認められない?

はじめまして。
人を大きく飛び立たせるトランスフォーメーショナルコーチ®の梯谷 礼奈(はしがい れな)です。

私は、看護師で医療従事者向けのコーチングをやっています。
忙しい現場では、なかなか日々起きたことを振り返る余裕がなかったり、
振り返るとしても、どのように振り返ればいいのか分からず、
そのままになって解決されずそのままになっている現場あるある

そこに、新しい視点や、具体的な解決方法をお話します。
You-tubeの動画も添付しますので、こちらもご参照ください。

前回の動画で、「すぐ使えるものは、すぐ使えなくなる」を見て、これは私だとハッとしました。

これまで、空気を読み、みんなに嫌われないように、上手く立ち回ってきて、仕事は得意ではあるけど、好きかと聞かれれば、分からない。周囲からは、仕事好きな人と思われているのですが、私は仕事が終わるとどっぷり疲れます。

みんなこんなもんだろう。仕事だしと思っていたのですが、れなさんの動画を見始めて、
自分が正義だと信じて疑わなかった、空気を読み、みんなに嫌われないように上手く立ち回っていく以外の仕事のやり方があったのでは?と思いました。

このように考えたのは、今回が初めてで自分でも驚きました。

そして、私の中に根強くあった「優秀でなければ、認められない」ずっとそのように思ってきて、自分にとっては当たり前でしたが、改めてどうしてそのように思うのか?考えると、

小学校の頃、成績が悪かった時、母は、3つ上の姉ばかりをかわいがっていました。
中学校で猛勉強して成績が上がり、学校の先生や近所のおばちゃんたちからほめられようになると、母は手のひらを返したように優しくなりました。

その時に、優秀であることで注目してもらうことを学習したのです。

実は、医療従事者の中には、このような方が多いのです。
家族の中で注目されるために、ここにいていいと思うために、優秀であり続けた人。

もちろん、学生時代は優秀であることで注目を集めることもあったと思います。
ただ、仕事を始めてからも、ずっと誰かから認められるため、人の注目を集めるために仕事をしていたら、認められなかった時、人に注目してもらえなかった時、存在を否定されたように感じます。

そして、人に認められるからやる。人に認められないからやらないというように、
やる、やらないの判断を人に認められるかどうか基準で考えてしまいます。

人の評価はコロコロ変わるし、時代や人によってもいいと思うこと、そうでないと思うことの基準は違います。それを、自分でどう思うか、どうしたいか基準で決めることなく、常に人に合わせていたら、人の評価に過敏になり、どっぷり疲れます。

自分は何のために生きるのか?分からなくなります。
人に合わせるために生きるのか?
人に認められるために生きるのか?

そうではないはずです。
病気になった時は、これからもっと健康に生きるチャンスでもあります。

医療従事者のその時の関わり次第で、病気になったことが不運で悪いことと思うか、
これからもっと健康に自分として生きることに目を向けられるか大きく変わります。

医療従事者は、人の人生の大切な時に関われる素晴らしい仕事です。

人に認められるために優秀さを使うのではなく、
どのようにすれば、自分が本当にいいと思うことを実現できるのだろう?

そのように考える人が増えたら、医療現場はもっと安全で健康的なものになるはずです。

では、また、お会いしましょう!!


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