理系雑学ラスト【あなたは携帯電話の歴史、知っていますか⁇】
こんばんは、かつです。
理系雑学ラスト、携帯電話の歴史を概説したいと思います‼︎
(概説)携帯電話の歴史:ポケットベルサービスからスマートフォンまでの進化
携帯電話の歴史は、ポケットベルサービスから始まり、目覚ましい発展を遂げてきました。
1.ポケットベルサービスの始まりと普及
1968年に始まったポケットベル(図1参照)は、当初普及していませんでしたが、高校生を中心に人気を集め、1996年には加入者数が1000万件に達し、ピークを迎えました。
2.初期の携帯電話の試作とサービス開始
1970年の日本万国博覧会では、重量550gの試作携帯電話が展示され、現在のコードレス電話に近いデザインが紹介されました。1979年には自動車電話サービス(図2参照)が開始され、1980年には大阪、1982年には名古屋と大都市部に広がりました。当時の基本料金は月額3万円、通話料は6.5秒10円で、契約時の費用は約8万円でした。
3.ショルダーフォンと携帯電話の普及
1985年には携帯電話の原型とも言えるショルダーフォンのサービスが始まりました(図3参照)。
1990年代後半には軽量化と低価格化が進み、携帯電話の普及が飛躍的に加速しました(図4参照)。
各携帯電話事業者は電話機を原価割れの価格で販売し、通話料で利益をあげる戦略を採用。その結果、1円電話が店頭にあふれるようになりました。
4.インターネット接続の可能性
1999年には携帯電話によるパケット通信サービスが開始され、インターネットへの接続が可能になりました(図5参照)。
また、PHS(図6参照)による64kbpsデータ通信も始まり、携帯電話を使ったサービスが多様化しました。
5.携帯電話契約数の急増と通信エリアの拡大
2001年3月には携帯電話の契約数が6094万台となり、加入電話数5228万台を上回りました(総務省資料より引用)。通信エリアも拡大し、地下鉄やトンネル内でも携帯電話が使えるようになりました(図7参照)。
6.カメラ付き携帯電話と多様化の進展
2004年には契約数が8000万台を超え、半数以上がカメラ付き携帯電話となりました(図8参照)。海外で使える携帯電話やテレビを視聴できる携帯電話など、多様化が進みました。
7.スマートフォンの登場と新たな時代
2010年にはスマートフォン(図9参照)が各社から発売され、従来の携帯電話と比較して様々なアプリケーションが利用可能になりました。
8.5G通信システムの導入と未来の展望
2020年には5G通信システムが導入され、超高速で低遅延、さらに多数の端末の同時接続を可能にしました。
現在、携帯電話は音楽、動画、ゲームなどの娯楽、SNSによるコミュニケーション、ネットショッピング、電子決済や家電製品の操作に幅広く活用されています。
締め
携帯電話の歴史を概説しましたが、いかがだったでしょうか。
この記事を読めば、携帯電話による変化が再確認できると思います‼︎是非、参考にしてみてくださいね‼︎