わたしの光だったあの子のこと
あの子、こと某美容系インフルエンサーの彼女が亡くなってもう1年以上経ったことに気づいて、久しぶりに彼女の動画を見にいった。
相も変わらず画面の中の彼女はキラキラでかわいい。
もう同じ空の下にいないなんて、ほんと、信じられないくらい。
精神疾患やコンプレックスと闘っていた彼女に共感して、その思慮深さを尊敬して、
一方で時に嫉妬して、自己嫌悪に陥って、それでもいつも輝いて見えた。
落ち込んだり不安になったりして、そんな中でも色んなことに一生懸命で。
「死んじゃだめだよ」なんて動画の向こう側の私たちに語りかけるとき、あなたこそその言葉を一番に必要としていたんでしょう。
きっとやりたいことももっとたくさんあったよね、なんて分かったようなこと言えるほどわたしたちはあなたのこと知らないんだろうけど。
どうしてなんて思わないけど、いまでもほんとうに嘘なんじゃないかって思うよ、ひなちゃん
画面の中ならまた会える、声が聞ける、それだけでも随分救われてしまっている。
長い間私の光でいてくれてありがとう。
この世の全てから自由になったあなたが、どうかいつまでも安らかでありますように。