親孝行と韓ドラ。何かが弾けるような驚きの効果。
精神保健福祉士の和賀です。
普段、いつも親孝行しようと思ってはいないけれど、父が亡くなりひとりっ子の私としては母のことはどうしても気になります。親子だからといって分かり合えている、良くわかっている、とは全く思っていないのですが。それでも、この年齢になっても母に対して知らなかった一面を知って驚くことがあります。
母の日と誕生日を兼ねて、Amazonのfireスティックをプレゼントしました。それは母がテレビがイマイチ面白くないと言っていたり、私が韓ドラの話を良くするのでどんなものかと思ってテレビの韓ドラを見始めたり、YouTubeをスマホで観ていたりしたので、これは大きい画面で観れる方が良いよなあと思い購入しました。
物は試しだ、位な感覚でプレゼントをしたらこれがもう大当たり。
「ものすごい嬉しいプレゼントをもらって感謝してる」と何度も言われました。愛の不時着を皮切りにものすごいスピードで韓ドラを制覇しています。
そして、イケメンについて、お互いに好きな俳優さんについて語り合います。好きなジャンル、苦手なジャンル、母の嗜好を知って、知らなかった一面もたくさん知った気がします。
一番驚いたのは、韓国料理に目覚めたこと。
「となりのMr.パーフェクト」では料理学校に通うシーンが出てきます。これを何回か観た母は、あの料理作ってみたいのよね、どこで買えるかな？と言うので材料を一緒に買いに行きました。
そして、作ってくれたチゲがもう最高に最高に美味しい！！
私も韓国料理が好きで食べに行ったりしていますが、お店以上の味と言ったら大袈裟かもしれませんがその位の美味しさでした。
ドラマの中で材料と分量を言っていたからと、料理上手の母は大したことないと言いますが、料理下手な私からしたらその再現性が尊敬。
母は元々が料理上手で、それ故私は食べる専門になったわけですが、料理を作って美味しいと言われるのが好き。
韓国料理を作って、家族が「美味しい！すごい！」と大絶賛で湧いたのをみて母はにっこり。
年齢ではなく、人は自分が好きなことをして、誰かに喜ばれるというのはすごく気分が上がるものだなとシンプルに思います。
してあげようとかではなく、自分がやっていて楽しい。シンプルがいい。
amazon fireスティックからの韓ドラの効果が、まさかの料理にまで行くとは思わなかったけれど、母と韓ドラが共通の話題になったり、推しの話をしたり。
そんなことは想像していなかったので、結構面白いことが起きるなと思います。
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