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オイルショック時代に生まれた私の「老いるショック」の備え方@みうらじゅん論

精神保健福祉士の和賀です。

年末年始が終わる時、夏休みの最終日のような気持ちになります。
2024年の大晦日に盛大に笑った動画がありました。

まずはこちら。
題名からして、インパクト大なのだけれど内容がもう、深過ぎて驚きました。私はみうらじゅんさん、といえばタモリさんと夜の番組やってたなあという位で本も読んだこともなく、名前だけ知っている人でした。

面白いことにアンテナの高い介護界のインフルエンサー、はいこんちょの小林さんからのFacebookのポストで知ったこちらの動画。大晦日にこんなに笑ったことがあっただろうか?と思うほど笑いました。
何だかとても素敵な大晦日、そして新年幕開けになったように思います。小林さんありがとう!!


そしてもう一つの動画がもう染み入ってしまったのです。

好き嫌いがあるかもしれないけれど、そして内容の全てにうなづける訳ではないと思うけれど。だからこそ、食わず嫌いではなく、一旦色々置いて観て欲しいと思える2本の動画。

私は第二ベビーブーマーとして、オイルショックの真っ只中に生まれた世代。そして、生まれてこの方、発展の時代ということよりもネガティブな空気感が漂っていたようにも思います。
高校、大学受験では高倍率を経て学生時代を楽しく過ごして、大学卒業時には就職氷河期に突入。そして、失われた30年といわれる時代と共に今を生きています。
改めて書いてみると面白いくらいに、何だかネガティブな要素が大きいように見えます。でも、客観的な評価よりも、自分がどう感じているかが大切。

私が生まれる前の話や他国の話を羨ましがっても始まらない。
いま、ここで日本で暮らしていることを、楽しく面白く生きていきたい。
これから起こる、または既に始まっているかもしれない「老いるショック」怯むことなく力を抜いて、向き合いたいとこの動画を観て思ったのです。

ネガティブな要素ばかりを喧伝するのは、メディア、SNSではたくさんあります。人の会話の中にも、まだ来ない未来の先の不安をずっと話す人もいます。または、人の悪口を言い続ける人、何だかいつも怒っている人もいます。

改めて、52歳となる2025年に思うのは。誰と生きていきたいか、誰と暮らしたいか、会いたいか、一緒に過ごしたいかを考えていこうと思いました。

生まれて、年齢を重ねて、あたかも老いることは負けのような風潮があります。老いることを自分自身ネガティブに受け止めていることも、たくさんあります。

この2本の動画を観なかったら、私の老いることは、「老いるショック」で留まってしまったと思うのです。動画一つでそんな大袈裟なと自分でも思いますが、それでも声を大にしてこの動画を観てほしいと言いたい。

そして、何かの気づきを得られるのは、近くにいる人からもたらされること。改めて、生かされていると感じる2024年の終いと2025年の幕開けでした。

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