結婚式・披露宴に参加したその新郎・新婦と今は付き合いがない不思議...
昨日、結婚式・披露宴に出席した。
さて、結婚式、特に披露宴はいつも非常に面白い。新郎新婦の個性が如実に現れるからだ。
式はやらず披露宴だけ。家族だけでこじんまり。大人数の披露宴。自分たちが歌うわ演奏するわでカラオケ状態だったり、何もしなかったり。ま、ある意味、新婦のための会でもあるので、新婦が前面に出るときが多いが、オレオレ新郎の時も。両親への手紙でお涙頂戴もあれば、そんなの人前でやることではないと固辞するひとも。指輪の交換もあったり、なかったり。料理に力を入れるか、そこそこか。そもそもどこでやるか、などなど。
まさに個性の結集。
人生で唯一と言っていい程に、2人あるいは主に新婦が好きに企画し、実行。一定の大金を使い、自らの希望を実現させる。
で、ふと気づいたのです。
ボクが参加した結婚式・披露宴の新郎新婦である友人・知人で、現在付き合っているのは1人だけなのだ。海外にいて会えない友人を含めても2名だけ。
一方で式・披露宴には、思い出しても23回ほど参加。この差は何だ?! 人づきあいの悪さ? 生活環境の変化?
ちなみに、今も友人は普通にいます。毎週/毎月のように合う友人もいます。でも、現在付き合っている友人は確かに皆、独身か、あるいは、すでに出会った際は既婚だった。つまり、ボクが若い時の出会い、ではない。
ということで、今、付き合っている友人(職場の仲間除く)、年に少なくとも3、4回は会う友人に、ボクがいつの時代に出会ったかを整理したら、
~小学生: 0
中学生: 0
高校生: 0
大学生: 3
社会人20代: 4
社会人30代: 7
社会人40代:12
そっか、やはり今に近い方が多いんだ。
だから結婚式に出た新郎新婦との付き合いがほぼないんだ。
結婚式は若い頃の参加が多いから。
友人は生活環境で変わるんだ。
仕事や住む場所が大きく左右するんだ。
年を取ると相手夫婦とセットで仲良くなることが相対的に多くなるから、数が稼げるんだ。
若い頃は、式・披露宴に出たらそれ以降もっと仲良くなれる気がして、同期の式には、そこまで仲良くなくても、参加させてよー!なんて言っていたが、効果なし、などと整理。
でも、この結果は、単にボクの生き方・考え方・キャラがそうさせているだけ。当然に、こんな結果に至らず、万遍なくバラつく人も、あるいは小学生や中学生時代の出会いを大切にされている方もいる。
ボクは、人生、振り返っても意味がない、と思うキャラ。温故知新もボク的には嘘くさく聞こえる。過去と全く同じ状況が今起こっていると思い込むことが間違いの始まりのように思う。どうしても過去の経験に今の決断が左右されてしまうのだから、無意識で左右されるのだから、過去なんて忘れてしまった方がいいのだ。そんな風に思うキャラ。
こんなボクのキャラが、ある意味、こんな寂しい結果を導いている。。。
人生を豊かにしてくれるのは、よく聞く格言だけど、「友人関係」と「読む本」らしい。
でも、特定の友人に固執しろ、という訳ではないはず。その時、その時の、友人関係が気付きや幸せを与えてくれれば、それで感謝のはず。
一方で、過去に出会った友人への感謝も忘れないです。存在はもはや忘れても、思い出せば感謝。互いに役割が終わる友人がいても、当時への感謝は残ります。今は別に会う必要性が劣後なだけ。
互いに、友人関係は取捨選択ですかね。互いに生活環境や目指す夢が異なってきたら、昔からの友達だからといって無理して会う必要はないし、そもそも会いたいって思わなくなります。
でも、ふとしたきっかけで20年を経て再会することもあります。上述の大学生の時に出会い、今も頻繁に会う3人のうちの1人がそう。面白いですね、人生って。
いずれにせよ、人生は、出会って疎遠になって、新しい出会いがその隙間を埋めて、という友人の移り変わりが「彩り」のように思います。家族はなかなか変えられませんから。。。友人が大切です。今は付き合いが皆無でも、過去のみんなに感謝、ですね。
お読み頂きありがとうございます。
(v10_4)