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経営・組織づくりで、リーダーに大切なのは、人間だけが持つ特性を活かすこと。
「元気そうね」と、久しぶり(1年なのか1ヶ月なのか)に会うひとによく言われる。
元気じゃない時も多々あるけれど。。。
「元気さ」をアピールはしていない。ただ、社会人になって10年経過したぐらいから、人に会った際に2つのことを大切にしていて、その影響みたい。それが相手の「元気そうね」を引き出しているみたい。
この大切にしている2つとは、「笑顔」と「手を振る」こと。
子供っぽい? 確かにそうなのだけど、25年ほどサラリーマンや創業・経営をして来て、あるいは、経営本や組織論、リーダシップ本などをたくさん読んだつもりで、結果、至ったのが、強い組織づくりや、より良質で幸せな職場環境には「笑顔」が大切ね、ということ(もちろん笑顔だけではない)。
そして、できたら、犬のように尻尾をふりふり、きゃんきゃんしたいけれど、尻尾がないので、手をちょこっとカラダの前で振る。誰かに出会った時に。
ブスッとしたり、偉そうにしたり。これらでは相手は心地良くない。真面目だけでも疲れるはず。法人相手でも、目の前に対峙するのは常に人間なのだから。
笑顔で手を振ると、会いたかったよ!感が出る、親しみを感じているよとのメッセージになる。初めて会う場合も、敵じゃないよ、味方だよ感。安心感を示唆。仮に会いたくないひとにも、こっちからは「笑顔」。
ということで、よし、いつも「笑顔」でいよう、と10年程前のある時に決めた。それから意図的に続ける。会社が苦況でも、部下が失敗しても、「笑顔」。辛い時こそ「笑顔」。
こんな意図的な取り組みが、いつのまにかクセに。だいたい自然にできるようになる。
だから、久しぶりに会うと「元気そうね」と言われる。ま、元気じゃないと「笑顔」にはなり難いものね。
外因で可笑しなことがあったら、大いに笑えば良い。でも、それがなくても、自分から意図的に笑顔をつくればいい。
こんな自発的な取り組みが、良質な人間関係構築の一歩のような気がする。それに、自分を律する/一喜一憂に流されない/不快をコントロールする/真剣とリラックスのバランスを巧みに取る、という”難題”に取り組んでいる気がする。人格的に成熟しているように思う。だから、いつも笑顔たろうとしている自分にがんばっているねと自画自賛できる。。。
ま、いつもいつも笑顔だと気持ち悪いですね。だから、機会はもちろん絞って、ここぞという時に。久しぶりに会った際や、毎日のおはよう/お疲れ様の時に、仲間が失敗した時や議論が息詰まった時に。こんな、一般的には笑顔がそぐわない時にこそ。そう思うのでした。
おそらく地球上で人間だけが持つ、素敵な特性ですからね。アリストテレスが言うように。笑顔、大いに使えばいいのかな。
お読み頂きありがとうございます。
(v9_81)