人類にウソは必須。でもやっぱりウソつくのはストレス。どうにかならないか...
マッチングアプリや結婚相談サービスでの「本人の基本情報」の多くにウソが含まれるらしい、誇張されるらしい(ま、これがウソが本当か、わかりませんが)。
例えば、
・身長170センチの男性は175センチ、と書く
・体重53キロの女性は体重48キロ、と書く
・年収650万円のひとは750万円、と書く
みたいな話。
で、皆がそうするから、サバを読んでいる、が常識になる。だから、正直に書くひとは「正直に書きました!」と誠実に訴えたとしても、ダメ。
例えばボクの場合、171cm、58キロの痩せ型だが(これは本当。でも、だれも本当かはわからない)、「本当は167cmの65キロでしょ!」と、背の低い、脂肪がついた姿が想像される。だから、この場合、結局、誰も会ってくれない、に陥る。
ウソをつかないと負ける、不幸になる。。。
ま、男女ともに、最初のデートで自分が思う自分をイイ風に見せ、自己紹介し、付き合って、結婚して、だんだん化けの皮が剥がれ、離婚していく、とも言えるが、やっぱり未来よりも今が大切だ! ウソをつくしかない。
そう言えば、結婚相談サービスを経営していた先輩が、仕事で困ることの一つは、約束した場所で、女性も男性も、約束の相手が見つからないこと、と言っていた。あるいは、どうにか見つかってもモチベーションが下がる、らしい。なぜなら「写真」を良く見せ過ぎていて、「現物」が違うから・・・。だから出会えない。。。
あれれ、これではウソが機能していない。。。
ということで、
正直ではダメ。でも、大きなウソ/誇張し過ぎもダメ。
程良いウソが必要。
さて、いつも思うのですが、人間関係や人生のストレスの原因のひとつが、この「正直ではダメ。大きなウソもダメ。程良いウソが必要」ということかなと。
人間は簡単にウソをつきますし、意図的に熟考してウソもつきます。人類に/人生でウソは切っても切り離せない。
でも、「ほどよいウソ」というこの絶妙がストレス。
年収650万円のひとが750万円と書いたこともストレスだったはず。700万にしようか、690万か、いや750万円でいいか。ここ5年のマックス給料を書くか。それに20万上乗せするか。。。あれやこれや。。。
ということで、
1.人生にウソが必要で、自らも簡単にウソをつく。ということは相手もそうである前提。自分のことを棚に上げて相手への信頼が難しくなる。うーんストレス。
2.そして、適度なウソが良いのだけど、それが難しい。真実はたった一つ。だけど、ウソは無限に脚色可能。どれが適度な、心地良いウソかなんて考えるのもストレス。
3.いやいや、私は常に正直でいたい、というのもあり。だけど、正直であるその一瞬はノーストレスだけど、それがもたらす将来が自分自身や大切なひとに多大なストレスを与えてしまう事実もある。これもまた非常にやっかい。
この9月は、ウソを全くつかない1ヶ月にしてみようかな、ふとそう思ったのでした。ウソのストレスを全回避。多数での会議でも、誰かとの討議でも、雑談でも、ウソはつかない。ウソをつきたくなったら黙る。
できるかな? 人間関係が逆に悪くなるかな。
ま、悪事?はするかもしれないけど、見つかったら逃げるかもしれないけど、捕まっても、バレても、会話や文章において「ウソ」はつかない!
ま、やってみよ。そんなことでした。。。
お読み頂きありがとうございます。
(v9_34)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?