ひとは皆、社会にとても貢献しています! 知らず知らずに _ その1
人は皆、それぞれ、社会に大いに役立っている、と思うのです。自分は気づいていないけど、周囲のひとも気づいていないけど、でも、とってもとっても役立っているのです。その証明はもちろん難しいのですけど、でも、証明できなくても、証拠が無くてもそうなんです。なぜかというと:
「希望をはこぶ人」(アンディ・アンドルーズ著、弓場 隆訳、ダイヤモンド社)と言う本があります。元気の無い、存在意義を喪失している高齢の女性に「希望をはこぶ人」である老人ジョーンズさんが言うのです:
ノーマン・ボーローグさん、知っていますか? 20億人の命を救ったひとなのです。水不足でも成長する小麦とトウモロコシの品種改良に成功した方。このお陰で世界中の20億人が飢餓から救われたんです。有名な方ですよ。
でも:このノーマン・ボーローグさんが若い頃にこの研究を信じて任せたのは、それに集中できる研究所を創設したヘンリー・ウォレスさんなんです。20億人を救ったのはヘンリーさんかもですね
でも:このヘンリー・ウォレスさんが農業の道に進もうと思ったのは少年の頃に一緒に色んな植物研究に付き合って遊んでくれたジョージ・ワシントン・カーバー青年の影響なんです。ジョージさんがいなかったらヘンリーさんはこんな研究していないのです。20億人を救ったのはジョージさん?かな
でも:このジョージ・ワシントン・カーバーさんは赤ちゃんの時に母親と共に、黒人ということでオートバイで引きずり回され、殺される直前だったんです。そこを心優しい白人のモーゼスさんが助けたんです。残念ながら母親は亡くなりましたが、ジョージ赤ちゃんをモーゼスさんは必死で必死で守って、その後は自分の息子のように育てたんです。ということは、20億人を救ったのはモーゼスさんですかね。。。
そして、この話に裏にはもっと多数の知らず知らずに貢献している人々がいますね。各登場人物の両親はもちろんそうですね。親がいないと生まれません。その他もたくさんいるはずです。
だから、みな、とても社会に、周囲のみなに相互に、役立っているのですね。知らず知らずに。だから、役立っていると大いに夢想して、やるべきこと・やりたいことを元気に楽しく前向きに一生懸命やるといいですね。必ず役立つのですから!
みんなでみんなにありがとう!ですね。
職場を良質にするコンセプトv6_56
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