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麦踏み体験から見えた、子どもと大人の学び合いの風景
大人は学びを求め、子どもは遊びを見つける。その違いの中にこそ、互いが成長するヒントがあった。1月12日の麦づくり講座から見えてきた、世代を超えた学び合いの姿を綴っていく。
心からの感謝を込めて
1月12日の「麦づくし講座」に参加してくれた皆、本当にありがとう。大人も子どもも、それぞれが楽しみながら学ぶ姿が印象的な一日だった。この記事では、講座を通じて感じた大人と子どもの関係性について、私なりの気づきを共有したい。
大人と子ども、それぞれの楽しみ方
大人たちの姿
講座中、大人たちは麦踏みや肥料まき、お粥パン作りといった作業を通じて、「学び」と「成果」を意識していた。自分の行動が役立つかを考えながら、講座に価値を見出す姿が印象的だった。質問も「なぜこの作業が必要なのか」「どんな効果があるのか」と、より深い理解を求めるものばかり。
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子どもたちの姿
一方で、子どもたちはその瞬間を全力で楽しんでいた。外を走り回り、大声を上げ、自然の中で遊びを生み出す姿は、大人が忘れがちな「その場を楽しむ力」を思い出させてくれた。麦踏みの作業さえ、子どもたちにとっては新しい遊びの発見だったようだ。
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互いに学び合える関係
大人が見せる背中
私たち大人は、子どもたちに「生きる姿」を見せる立場でもある。この日の講座で、大人たちは麦を育てる楽しさや自然との向き合い方を体現していた。真剣に講師の話に耳を傾け、丁寧に作業を行う姿。そんな大人たちの背中を見ながら、子どもたちは無意識のうちに「学ぶことの大切さ」や「協力することの意味」を感じ取っているんだろう。
子どもから学ぶ無邪気さ
同時に、大人もまた子どもたちから多くを学べる。それは「目の前の瞬間を楽しむ力」や「固定観念にとらわれない柔軟な発想」だ。子どもたちの遊び方や笑顔は、大人がつい忘れてしまいがちな大切な感覚を呼び覚ましてくれる。
小さな揺らぎを含む関係性
講座中、大人と子どもがそれぞれの考えや行動を交錯させる場面もあった。子どもが大声を出して、大人たちが少し気を取られる場面があったり、大人が子どもの遊びに口を出してしまったり。
でも、こうした「小さな揺らぎ」も含めて、大人と子どもが同じ時間を共有することの大切さを感じた。一瞬一瞬にとらわれるのではなく、全体の流れを見渡しながら過ごすことの大切さを、改めて教えられた気がする。
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今日の問いかけ
あなたは子どもたちにどんな背中を見せたい?
子どもたちから学べることに、どれだけ気づいている?
一瞬の出来事にとらわれず、全体を見渡して行動できている?
「子どもに伝えたい、大人としての背中」というテーマを通じて、大人と子どもが互いに学び合える場の大切さを考えるきっかけになれば嬉しい。これからも、こうした関係性を意識しながら、豊かな時間を共に過ごしていきたいと思う。
みんなの経験や想いも、ぜひコメントで聞かせてほしい。この記事をきっかけに、たくさんの対話が生まれることを楽しみにしている。