第1章〜食事〜2016.その3
こんにちは、BKです。
第1章から記事の写真に僕の普段の食事の写真をアップしています。
Instagram→https://www.instagram.com/bokunokenkou/
でも投稿しています。
テーマは”料理が苦手な男子でも簡単に作れる僕の健康的食事”です。
前回の記事でも紹介した著書【超一流の食事術】のテーマである
”糖質を控えて良いアブラを摂ろう”に準じた僕なりの献立にしています。
レシピも近日公開予定ですので、是非参考にしてみてください♪
前回は本の概要をお伝えし、今回からテーマごとに細分化して紹介します。
まずは糖質を控えて、良いアブラを摂ろう!についてです。
1.人間には糖質、脂質それぞれのエネルギータンクがある
そもそもなぜ糖質を控えなくてはならず、良いアブラを摂ったほうがいいのか?
その疑問を解消するには人間の体のエネルギーの貯蔵方法、そしてそのエネルギー
の使い方を知る必要があります。
ここでは 良いアブラ=健康的な脂質 と解釈してください。
人間は外から食べ物を摂取することによりエネルギーを得ることができるのは
周知の事実かと思います。
そして、そのエネルギーを身体のなかに取り入れ、消費することで生存活動する
さらに、身体にとっての不要物は汗や尿、便などそれぞれの排出方法によって人体から排出される循環で生存保持をしている、それも意識せずとも
身体が勝手に行ってくれるのですから、人間とはよく出来たものです。
この一連の流れで、エネルギーを使うにはそのエネルギーを一旦
何処かに貯蔵しなければなりません。
外から摂取するエネルギーには大きく分けると糖質から生まれるエネルギーと
脂質から生まれるエネルギーがあり、著書ではわかりやすく
それぞれのエネルギーを貯蔵するタンクが身体の中にあると紹介されています。
2.脂質の燃料タンクは糖質の燃料タンクの貯蔵量が約20倍
糖質用のタンクは身体の中では肝臓にあたり、糖質に変化するグリコーゲン
として燃料を蓄えています。
一方、脂質用のタンクは身体の脂肪細胞、通称体脂肪にあり、
脂肪酸という名の脂質として燃料を蓄えます。
糖質の燃料タンクにはすぐ取り出せるというメリットがあるらしいのですが、
貯蔵量が約2000キロカロリーしかないそうです。
人間が1日に使う燃料は約1500〜2000キロカロリー(諸説あります)。
そうあっという間にエネルギーを使い果たすのです。
しかも激しい運動をすると消費エネルギーはすぐ数千キロカロリーに達し
エネルギー不足に陥ることでしょう。
しかし、脂質の燃料タンクは約40000キロカロリーも貯蔵できるらしく、
糖質のタンクと比較すると約20倍です。
たとえ糖質の燃料を使い果たしても、脂質の燃料タンクからエネルギーを
供給してあげれば生命を維持できますし、いっそ脂質のタンクからエネルギーを
供給してあげる方が効率的ですよね♪
3.人間の主な燃料は脂肪酸
現代の食生活において糖質(米、麺類、パン類など)はもはや主食として
食卓にはなくてはならない食べ物となっています。
”農業革命”
という食糧においてそれまでの狩猟採集の時代から、農耕による生産へと
変遷していった時代にそれらの糖質は誕生し、食糧の大量生産が可能になったことで人類は人の数を爆発的に増やし始めました。
それが約1万年前。
すごく昔の事の様に思われるかもしれませんが、人類の歴史を振り返ると
最も古い祖先は約400万年前(学者によっては500、600万年前など諸説あり)といわれ、単純計算でも399万年もの間、動物や魚を狩ったり、木になる木の実など
を食べて命を繋げて、結果現代の我々が存在しているわけです。
つまり、人間は糖質から得るエネルギーに頼る事なく生命を維持してきた
ということが言えます。
さらに言えば、本来脂肪酸(脂質)から得られるエネルギーがあれば生きていける
のです。
しかし、前述しましたが糖質のエネルギーはすぐタンクから取り出すことができ、
身体も糖質のエネルギーを使うことを覚えてしまっているが故に、
脂肪酸のエネルギーを使う方法が分からなくなってしまっているのです。
世の中が糖質中心の食生活となり、身体も糖質をエネルギーと認識せざるを得ない
環境であれば、人間が脂質中心の食生活から離れていくのも致し方ありません。
こういった環境下でかつ糖質を摂取することが身体にとってさらに悪影響を及ぼすことがここ数年で明らかになってきたのです。
次回はさらに深掘りして糖質を控えて、良いアブラを摂った方がいい理由を明らかにしていきたいと思います。
ご精読ありがとうございました。
ではまた次回。