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昨年度後半、中学2年生の社会を担当して

久しぶりの…

 久しぶりの中学校(中等学校前期)の社会科を担当させていただきました。昨年度前半期は、4年次(高等学校1年生)の物理基礎中心に担当していましたが、さまざまな都合により、後半期は2年次(中学校2年生)の社会を担当することとなりました(物理基礎担当に関しては「法政大学教職課程年報Vol.21」に報告を掲載予定です)。

手書きのコメント

 年度終了時に、担当した生徒全員から、カードに書かれたコメントをまとめたものをいただきました。こんなふうにして、もらえることとは思っていませんでしたので、驚くとともに、中身を見る前には、ちょっとドキドキしました。どんなふうに思われているのかなぁ…と😅

「自ら学ぶ姿勢を育てる授業」

 今回の担当を引き受けるにあたっては、いわゆる「教えない授業」を展開していこうと努めました。歴史分野と地理分野が含まれています。そこで、実際には、初めの歴史分野では、生徒からの「問い」に応えることからはじめる授業展開進めました。ぼくの方からの説明時間がそれなりにありましたが、できるだけ「自走できる学び」となるように意識して変化させていきました。
 特に、地理分野では、「自ら学ぶ」「協力して学ぶ」「いっしょに伸びる」ということを目指して、「個人で学ぶ時間」と「いっしょに学び合う時間」を組み合わせた授業を意識的に創っていきました。
 そして、たまーに、「きょうはぼくに話させてください」と、生徒の承諾をもらって、その学びのテーマに沿った話題を語りました。

「学び」を「勉強」にしない!

 ここでは、できるだけ、ぼく自身が説明をする時間を減らし、「生徒が考える時間」と「生徒が語り生徒が聴く時間」を多くとるようにしました。特に、生徒が語る時間は、生徒ひとり一人が自分で話ができるように、ひとり一人が語り、話をする人がいるときは他の人は聴く(だけ)ということにして、否定されないただ語れる「安全安心の場」創りを意識してきました。
 その結果、ぼくの目指すところの「学びのたのしさ」を感じるようになった生徒が多かったことと読み取れます。

コメントをみると…

 年度終了時にくださったコメントみると、生徒の多くはそこを理解してくれたものと感じます。とてもうれしく感じました。生徒の皆さん、こちらこそ、ありがとうございました。新年度も授業その他でお会いできることを楽しみにしています。そのときはよろしく……🤗
 これからも前に向かって進んでいきましょう。

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