【死語現禁】167.畢竟
(日:ひっきょう)(「畢」も「竟」も終わる意)つまるところ。つまり。所詮。結局。(広辞苑第七版)
<用法>
畢竟、我等は海の底であがく藻でしかないのだ。
<解説・思い出>
近世・近代文学などでよく使われた言葉です。
恐らく文章で使われることが多かったのではないかと思います。
書きにくいし言いにくいので、現在では「つまり」「結局」「所詮」「要するに」などに置き換わり、読むことも聞くことも少なくなっています。
もちろん今でも使うことはできますが、今敢えてこの言葉を使って文章を書いたりすると、
「難しい言い回しをひけらかすように、わざと使っている」
と上から目線の文章と思われて嫌われる可能性があるので、慎重に使った方が良いと思います。
死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル
#死語
#死語現禁
#畢竟
#僕の殿堂 (https://bokunoden.com/)
Twitter(https://twitter.com/bokunodendou)